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大容量・高コスパのコストコは、生鮮品である野菜や果物の取り扱いも充実しています。が、なかには聞きなれない品種もありますし、海外産のものも……。はたして買っても大丈夫なのか、気になりますよね。
たとえばコストコの『ライム 900g 』はメキシコ産。一袋でライムが11個入っていました。これって、一般のスーパーのものと比べておトクなのでしょうか?
そこで、mitokではコストコ食材のアレンジレシピでお馴染みの塩野めいこさんに、ガチンコのレビューを依頼。2歳・4歳の男児を育てる主婦の目線から、厳しくチェックしてもらいました!
※本検証は、2017年11月9日に購入した1袋についてのものです。個体差、保存状態、購入店、入荷時期などによって、品質は異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。あくまでも判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
ライムも熟すと黄色になっていきますが、さわやかな味わいを楽しむためには、濃いグリーンのもの(未熟な状態)が良いと言われています。コストコのライムは、一部は黄色く熟しかかっているものもあるので、それらを優先的に使うと良さそうです。
ふたつに割ってみると、なんと驚き! 種がありません。これは使いやすいですね。
小ぶりだけど、皮が薄くて果汁がたくさん。絞ってみると、1個から大さじ2杯半ほど取れました。
この個体は、皮が硬く果実の粒が立つほどのフレッシュな状態だったもの。そのためか、とにかく香りがすごかったです。果汁は、ライムの特徴である爽やかな苦味がほんのりあり、酸味も適度。焼酎+ジンジャーエールにこのライム果汁を入れて飲んでみましたが、ジンジャーエールの味を邪魔することなく、爽やかさをプラスしてくれました。
近所のスーパーで売られているライムは、1個198円(税抜)。そちらはコストコのライムより少し大きいものの、皮は厚く、種が複数個入っています。
それに比べて、コストコのライムは値段的にも使い勝手的にも高コスパ。買って損なし! と言えます。
種がないので、ドリンクに入れる際には特に便利ですね。実際、以前バイトしていたバーではコストコのライムが重宝されていました。ホームパーティや宅飲みをやるなら、相棒として大活躍してくれることでしょう。
また、料理での活用も、もちろんアリです。香りに食欲増進効果のあるライムは、アボカドディップのほか、白身魚のフライパン焼きや牛ステーキにも使えます(赤身の多い輸入牛によく合います)。
そして、特に相性が良いのがパクチーです。たとえばコストコのシュリンプカクテルを、バタピー&パクチーと混ぜ合わせるタイ風サラダ。これにライムを添えると、さらにおいしくいただけますよ。ぜひお試しを!