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「Player Controller(プレイヤーコントローラー)」は、ゲーム開発エンジン「Unreal Engine」で開発を行うために使用する概念です。
ユーザーがボタンやキーボードを入力することで、Pawn(ポーン)と呼ばれるオブジェクト(キャラクターなど)の挙動が決定されますが、その挙動を制御するインターフェースがPlayer Controllerです。
プレイヤーがゲームを楽しめるよう、ゲーム内の出来事や操作を管理する「司令塔」とも言えます。
Player Controllerの基本的な使い方と設定について解説します。
Player Controllerは、キーボード・マウス・ゲームパッドなどからユーザー入力を取り込み、その情報をもとにゲーム内のキャラクター(Pawn)を制御します。
これにより、プレイヤーや開発者はゲームの進行をコントロールできます。
Player Controllerは通常、キャラクターごとに1つ割り当てられており、Player Inputと密接に連携しています。
Player ControllerはUnreal EngineのBlueprintやC++で作成できます。
エディタ上で新しいPlayer Controllerを作成し、必要な設定を行います。
キャラクターやゲームの仕様に応じてPlayer Controllerのプロパティや設定を調整する必要があり、歩行、走行、ジャンプ、しゃがみ、など、様々なアクションを制御できます。
ゲームプレイでポーン(キャラクター)が死亡した後に再スポーンさせる際、Player Controllerで設定した値やスコアを維持することができます。
Player Stateはプレイヤーに関する情報を保持するためのクラスです。
スコアやプレイヤーのカスタム設定をPlayer Stateに格納し、再生成時にPlayer Controllerがこれを参照できるようにします。
これにより、ポーンが死亡してもコントローラー設定やプレイヤーのカスタム設定、スコアなどがリセットされず、正しく保持されるようになります。