- 週間ランキング
株式会社ドリコムが保有する「Wizardry(ウィザードリィ)」 IPを提供し、チューリンガム株式会社と共同で開発中のブロックチェーンゲームのタイトルが『Eternal Crypt -Wizardry BC-』に決定しました。
1981年にアメリカで発表されたコンピューター用RPGの「Wizardry」。パーティー編成、迷宮の探索、モンスターとの戦闘やキャラクター成長などの要素は、後の様々なRPGに多大な影響を与え、RPGの始祖のひとつとされています。今日まで数多くの系列タイトルが発売され、発売開始から40年以上経つ今でも、世界中で根強い人気を誇る不朽の名作です。
『Eternal Crypt -Wizardry BC-』では、ゲーム内で使用できるトークン、アイテム等をFT(Fungible Token)やNFT(Non Fungible Token)として提供することを予定。本タイトルではこうしたFT・NFTのやり取りに際し、プレイヤーがブロックチェーン上でコスト負担を抑え、効率的なトランザクションが実行できること、また安定した円滑なゲーム体験を享受できることを重視しています。EthereumスケーリングにおけるリーディングプロトコルであるPolygonは、数々のWeb3プロジェクトにおいて処理能力の高さや低コスト且つ安全で持続可能なブロックチェーンであることを実証しており、本タイトルの狙いと合致していることから、Polygon Labsとの連携および、Polygonブロックチェーンの採用が決定しました。
ゲームに登場する『冒険者』たちは人間、エルフ、ドワーフ、フェルパーという4つの種族と、戦士、僧侶、魔法使い、盗賊、司祭、侍、君主、忍者という8つの職業で構成されます。種族と職業に応じて冒険者の能力には違いがあり、それぞれに強みと弱みがあるため、ギルドマスターであるプレイヤーは状況に合わせてパーティを組み替え、ゲームを効率的に進める方法を模索する必要があります。
クリッカー系×戦略系を掛け合わせたゲームシステムで、プレイヤーはギルドマスターとして最大36体の冒険者とともに、謎に包まれた神秘のダンジョンである『ダドエルの穴』の深淵を目指します。ダンジョンから『街へ帰還』することにより、Blood Crystalと宝箱を獲得できます。前回の冒険よりもさらに奥深いダンジョンに到達するほど、多くの成果を得られる可能性が高く、ギルドマスターはダンジョンのより深くまで効率的に進むため、冒険者(NFT)の編成、熟練度アップ、回復を戦略的に実行する必要があります。また宝箱には罠が仕掛けられていることがあり、見破ることに失敗するとペナルティが発生するので注意が必要です。
その他に「Wizardry」らしい要素として、『冒険者の灰』といったレアアイテムが存在します。『失われた魂』を見つけることができれば、灰は冒険者として蘇り、新たな仲間としてプレイヤーのギルドに加えることができます。
「Coincheck INO」において、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』初のNFTコレクション「Adventurer Genesis Collection」のAL(Allow List)への申し込みが販売個数100個に対して申込み総数11,385個、申込み倍率113.8倍となりました。
「Adventurer Genesis Collection」の販売は、9月6日20時開始、9月8日20時終了で、先着順で販売されました。
販売価格は、1個当たり0.24 ETH(8月29日正午(日本時間)時点の400USD相当、Coincheck INO限定20%割引価格)でした。
「Adventurer Genesis Collection」が公式サイトおよびCoincheckに続き、Adam byGMO、αU market、Sakaba、Zaif INOにて販売されることが決定しました。
『Eternal Crypt - Wizardry BC -』では、ゲームリリースに先行して「Adventurer Genesis Collection」と名付けられた特別な冒険者NFTを販売します。INOでのみ手に入れられる「Adventurer Genesis Collection」を購入したユーザーは、ゲームの先行リリース期間にいち早くプレイすることができ、本NFTをパーティに編成し、ダンジョンを探索し「街へ帰還」することにより、ゲームトークンであるBlood Crystal($BCトークン)をトークン発行に先行して一定額獲得することができます。「Adventurer Genesis Collection」には$BCトークンの発行枚数の最大20%が割り当てられ、本NFT保有者はゲームプレイを通じて$BCトークンを獲得することができます。また本NFTを保有しているユーザーのみが参加可能なコミュニティやイベント等の実施を予定しています。
『Eternal Crypt - Wizardry BC -』のアンバサダーに、コアなゲーマーとして知られ、さらにWeb3.0カルチャーにも強く興味を持っている「霜降り明星:粗品」さんが就任しました。
アンバサダー就任に伴い、今後、トークセッション(AMA)、公式コミュニティへの参加や、サイン入りグッズのプレゼントキャンペーンなど、様々な企画でゲームを応援する予定です。
『Eternal Crypt - Wizardry BC -』のYouTubeチャンネルには粗品さんのアンバサダー就任コメントが投稿されています。『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』において、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊基之、以下、NTTドコモ)が提供する「dアカウント」を使用したログイン機能の開発、および株式会社NTT Digital(本社:東京都千代田区、代表者:濱名 健一、以下、NTT Digital)が提供を予定しているトークンウォレットとの連携に向けた取組みを開始しました。
今回の連携により、2024年1月を目処に、まず『Eternal Crypt - Wizardry BC -』を新たにプレイするユーザーで「dアカウント」をお持ちの方は、「dアカウント」のログイン認証で『Eternal Crypt - Wizardry BC -』をプレイできるようになり、IDの二重管理が不要になります。その後、既存ユーザーについても、「dアカウント」でのログイン認証を設定できるよう対応していく予定です。
NTT Digitalが提供予定のトークンウォレットの『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』への導入は、これまでにブロックチェーンゲームをプレイしたことのないユーザー層が安心、安全、かつ手軽にウォレットを連携し、NFTやFTといったブロックチェーンゲームならではの体験を得られる大きなサポートとなることが期待されます。
ここまで『Eternal Crypt - Wizardry BC - 』の情報を7つ見てきました。
名作の「Wizardry」のブロックチェーンゲーム化、有名人である粗品さんのアンバサダー就任や「dアカウント」のログイン認証によって、ブロックチェーンゲームがよりカジュアルに楽しめるような取り組みがされています。
一般層にはなかなか知られていないブロックチェーンゲームが着々とカジュアルなものになり、今のスマホゲームのように簡単にプレイできる未来を感じることができる。
今回の『Eternal Crypt - Wizardry BC -』はそのような将来を期待させてくれる大きなプロジェクトだと思います。