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2021年より17LIVEを中心に活動するVライバー。
17LIVEアプリ内で開催されたオンラインイベント「集え!Vライバー&GAMEライバー!Vol.4」では驚異の6冠達成を果たした。
"社畜系Vライバー"として、とあるブラック企業を辞めVRの世界へ転生すべく活動している。
VRChatを中心に配信外でもVR世界にのめり込み、VRだからこそ実現できる"本当の自分"を追求している。
配信では豊かな表情と可愛らしい声、特徴的なトークでリスナーを盛り上げつつ、VRを活かして縦横無尽に画面を動き回る。
Twitter(X): https://twitter.com/shin_roumei
17LIVE: https://17.live/ja/profile/r/14515632
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCPFoxcVT-D0rRcBsTX-oBjA
また、17LIVE主催のVライバー音楽イベント『イチナナVライバー 5th Anniversary Party』にご出演予定。
同イベントはVライバー部門5周年を記念したイベントで、2023年8月13日に東京ポートシティ竹芝にて開催予定。
チケットの申し込みはこちら→https://t.livepocket.jp/e/7ah0g
――本日はよろしくお願いします。
――清楼銘様はVライバーとして活動を始める前から、VR上で生活されていたと伺っております。
――VR上で生活するに至った経緯についてお伺いしたいです。
清楼銘様(以下、清楼銘)「一番の理由は『自分に欠けていたもの』をVRで生きることで満たすことができたからです。」
清楼銘「元々私は仕事がとても好きで、在学していた時もずっと働いていました。働くことに対して期待と希望を持っていて、人生の生きがいであり美学であると考えていました。」
――非常にまじめなお人柄が伝わってきます。
清楼銘「ありがとうございます。ですが、自分が入った会社はいわゆる『ブラック企業』で、自分のイメージとの間にとても大きなギャップがありました。その理想と現実のギャップは中々埋まらなくて、自己実現の行き場を失ったことがVRの世界に転生することになった発端です。」
――それからVRと出会ったのでしょうか。
清楼銘「はい。VR自体は友人に勧められて始めてみたのが発端なのですが、実際にVRに触ってみたときにいい意味で強いショックを受けました。」
清楼銘「VRを体験したことが無い人には分かりづらい感覚かもしれないのですが、VRの世界で自分のアバターを撫でられると、まるで『本当に自分が撫でられている』ように感じるんです。」
――いわゆる「ファントムセンス」というものでしょうか。自分も経験があります。
清楼銘「多くの方がこういった感覚を感じたことがあるそうですね。私は初めてその体験をしたとき『なんだ?この心を満たされる感覚は?」という驚きと同時に、自分の中の何かが満たされるような感覚があったんです。」
清楼銘「大人になると『誰かに撫でてもらう』ことは無いので、足りない何かが埋められたような感覚があったのかもしれません。それからVRに一気にのめり込んでいきました。どんどん『自分に足りなかったパーツ』みたいなものが明確になって、それを埋めていって、今に至ります。」
――確かに、撫でられる体験は大人になればなるほど無くなっていくと思います。撫でることを通じて承認されるというか、そうした感覚が得られたということなのでしょうか。
清楼銘「そうだと思います。私は自分にずっと違和感があったんですけど、清楼銘として生きることでこれが本当の自分であり、自分らしくいられると感じることができたんです。それに加えて仕事以外で私と仲良くしてくれて、承認してくれる人がいるので、VRをもう一つの現実だと感じることができました。」
――まさに、「第二の生きる場所」ですね。素敵だと思います。
――普段、VRではどのように生活をされているのでしょうか?
清楼銘「旅行感覚で過ごしています。VRChatでは様々な景色や体験が楽しめるので、観光に行く感覚で遊んでいます。」
清楼銘「私はとても人見知りなので、基本的に一人です。ですが、自分から声をかけに行くのが苦手なだけなので、途中で友達が合流して一緒に旅行することになることはよくありますね。」
――こうやってお話していても、明るいお人柄が伝わってきますが、人見知りだというのは意外です。
清楼銘「私はそもそもVRという世界観自体に惚れていて、可能性を感じています。色々な美しい世界がありますし、色々なエンターテイメントがある。」
清楼銘「なのでVR世界にいる時点で私の中ではすごく満たされているんだと思います。だから、VRの世界が好きなんだと思います。そりゃ、友達はもちろん欲しいですけど(笑)」
――VR上で充実した生活を送られている中で、そこにプラスして配信者として活動をされている理由は何ですか?
清楼銘「私は元々知的好奇心が強く、また色々な人と繋がりを持っていたい気持ちがありました。一方、配信というのは、たくさんの人と双方向でコミュニケーションを取ることができます。」
清楼銘「この活動を通じて、自分の世界観をより広げることができると思っていますし、配信を通じて自分の『多くの人との繋がりを持っていたい』という気持ちも満たすことができます。」
清楼銘「私にとって配信は、自分のやりたいことを実現したり、自分の生き方にマッチする活動です。」
――普段の配信ではどのようなことをされているのでしょうか?
清楼銘「私の配信は基本的に雑談が多いです。今日一日の出来事や発見をリスナーさんに報告といいますか、共有する場となることが多いです。」
清楼銘「具体的には『お昼は蕎麦を食べたよ!』くらいの出来事を朝から振り返っていく配信です。」
――なんといいますか、雑談を極めている配信ですね(苦笑)
清楼銘「ありがとうございます(笑) ですが、こういった雑談の配信でも、リスナーさんは『面白い』と言ってくださるので、非常にありがたいです。」
――配信する中で意識されていることはありますか?
清楼銘「そうですね。まず、30秒に1回は配信を盛り上げることは意識してます。」
清楼銘「私の経験談なんですけど、30秒同じ画面を見続けるのってとても疲れるんですよね。なのでもっと理想を言うと、5秒に1度くらいは、何かしら楽しいことを起こすような意識で配信しています。」
――ここ数年流行してるショート動画の感覚ですよね。清楼銘様もそうしたショート動画の投稿には力を入れられているような印象があります。
清楼銘「まさにその通りです。最近のエンターテイメントは本当に短時間で完結するものが多い上に、数もどんどん増えていっています。」
清楼銘「その中で一生懸命最大限の情報を得ようとしている皆に配信を見てもらうためには、自分も短時間で面白さを生み出し続けなければいけないと思います。」
清楼銘「なので30秒に1回は何でもいいのでひと笑いが起きるようにしてます。起きなかったら自分で笑っています。調子悪かったりして困ったら、『もう脱ぐか!』って言ってます(笑)」
――確かに、そうなると視聴者的には反応せざるを得ないですね。「えっ!」って(笑)。
清楼銘「あとは、敢えて色んな人に話題を振るようにしています。配信に来ているけどコメントで会話に参加していないリスナーさんにも、反応してくれなくてもいいから名前を読んだりしているというのは、かなり意識してやっていますね。」
――こちらはどのような意図で行われているのでしょうか?
清楼銘「私の感覚的に、話を聞いてくれるけど喋ってない人がいたら気になっちゃうんです。イメージとしてはクラスの休み時間みたいな感覚ですね。『〇〇ちゃんはどう思う?』とつい聞いてしまうようなイメージです。話していない人が勝手に気になっちゃうタイプなのだと思います。」
清楼銘「もちろん楽しみ方は人それぞれで、特に気にしてない人もいるとは思うんですけど、可能な限り皆に配信を楽しんでほしいのでそうした部分はかなり意識しています。」
――本日のインタビューのお話の中でも、話し方や抑揚など意識されていると思いますし、もう本当に、天才的にトークが上手であると感じています。
――そういった普段の積み重ねがあるからこそ、普段の配信だけではなく、イベントのMCや渋谷の大型ビジョンへの出演など多方面でご活躍されているのかな、と感じます。
――清楼銘様は17LIVEをメインに活動をされていますが、17LIVEの魅力に感じる点はどのような点でしょうか。
清楼銘「多様な配信環境で配信ができる点と、Vライバーに対する支援が非常に手厚い点です。」
清楼銘「前提として私はVRで配信をしたかったのでOBS配信に対応しているライブ配信プラットフォームを探していました。その中でイチナナが一番実績があったので門を叩きました。」
清楼銘「配信をしていて感じたのが、イチナナはVカテゴリーにすごく力を入れているんです。私が配信を始めた当初はリアルライバーがイチナナの主流でしたが、今はVライバー中心のイベントも積極的に開催されていて、新しい視聴者さんやリスナーさんがどんどん増えているんです。」
清楼銘「そうした後押しもあって私の視聴者も増えて、結果的に生活が成り立つようになったんですよね。私は脱社畜するために配信の目標を設定していたのですが、達成前に辞めようと思えたのはイチナナさんのサポートの結果なんです。」
清楼銘「頑張ればVライバーとして生活できるのだと思える環境を作ってくれた、それだけVライバーのサポートに力を入れている点はイチナナの非常に大きな魅力だと思います。」
清楼銘「私たちVライバーはまだ新しいお客さんをどんどん受け入れていく段階だと思っています。色んな人にVライバーを触れてもらう、見てもらうためにイチナナでは積極的にメディア出演や番組出演をさせてくれるので、リアルとの接点をたくさん作ってくれる点も大きいです。」
――17LIVE自体がVライバーの認知拡大に力を入れているということですね。
――先日行われたライブイベントなど、17LIVEではリアルライバーとVライバーが共同でイベントを実施する場合もあります。リアルとの接点で、こうしたリアルライバーとの関わりについてどのように考えていますか。
清楼銘「リアルライバーの方々がいること自体がVライバーとしてイチナナで活動する魅力の一つだと思います。」
清楼銘「イチナナではVライバーより前にリアルライバーの方々が活躍されて作り上げたメディアがあり、その上に私たちは立っています。その枠組みの中でリアルとVが相互的にコミュニケーションできるのは、私にとってはすごく魅力的に映っています。」
――元々いたリアルライバーの方々と共同で土台を作っていく中で、ライバー同士、ファン同士で交流することで相互にメリットを作り出していけるということでしょうか。
清楼銘「はい。具体的にいえば、リアルの方々との交流が自分の配信の面白さに繋がっていると思います。」
清楼銘「リアルライバーの配信とVライバーの配信では、リスナーさんが感じる面白さの種類が違いますよね。リアルの方々でも楽しめる配信を意識することで幅広い人が楽しめるような面白さを持った配信をすることに繋がっています。」
清楼銘「異なるプラットフォーム間のVライバーと合同でイベントを開催するとき、有難いことに高い評価をいただくことが多いんです。それは多分イチナナという、リアルとバーチャルが混在した環境で配信をし続けた結果なのかなと考えています。」
――「リアルに負けない面白さ」という点を意識する必要がある環境だからこそ生まれる面白さ、ということですね。
清楼銘「そうですね。リアルの方々に如何に配信を見てもらうか、という部分が現在のイチナナVライバー共通の課題だと思います。」
――実際に、元々リアルしか見なかった人が清楼銘様の配信を通じてVを見るようになった、というような事例もあるのでしょうか?
清楼銘「あります。そういうリスナーさんの中には、VRで3次元的に動いている私を見て『Vって今こうなってるんだ!』って衝撃を受けた方もいらっしゃって、そこから興味を持たれた方もいるみたいです。」
清楼銘「視聴者の中には私を通じて他のVを見るようになった方もいたりするので、私や他のVライバーさんの配信を通じてVに抵抗のある方にもVの魅力を届けていくことが大事なのかなと感じています。」
――リアルとVを繋ぐ架け橋になった事例ですね。
清楼銘「そうです、架け橋です!」
――最後に、8月に開催されるイチナナVライバー 5th Annivarsary Partyについてお話を伺いたいです。
清楼銘「8月13日に開催されるイチナナVライバー 5th Anniversary Partyというイベントで、MCとして出演させていただきます。Vライバーだけのイベントが開催されるという、私のデビュー当時には想像もできなかった夢のようなイベントです。」
清楼銘「何より5th Anniversary Partyは今後Vライバーカテゴリーをより大きなものにしていくという、17LIVEの覚悟や決意、意気込みが込められているイベントのように感じます。」
清楼銘「単なる通過点ではなく、今後のVライバーの将来を変える転換点となるイベントだと思います。どうかビッグウェーブに乗るような感覚で見に来ていただけると幸いです。」
清楼銘「メンバーに関しても5年間活躍し続けている方も、最近デビューしていきなり台頭した方もいて、17LIVEの魅力を体現した豪華な方々が出演されます。驚きとエンターテイメントを感じていただけると思うので、ぜひ一度見ていただけると嬉しいです!」
――Vライバーとして17LIVEの未来をけん引していく清楼銘様の活躍に、今後も注目していきたいと思います。本日はありがとうございました。
「イチナナVライバー 5th Anniversary Party」
チケットの申し込みはこちら→https://t.livepocket.jp/e/7ah0g
17LIVE株式会社が運営する、全世界で5000万を超えるユーザーを抱えるライブ配信プラットフォーム。
2018年にVライバー部門を設立し、2023年に5周年を迎える。多様なイベントやオーディションが開催され、配信を通じてポイントを獲得・入賞することで様々な特典や商品が得られることが特徴である。