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お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が3日、都内で行われた「Wedding Park 2100 ミライケッコンシキ構想」プロジェクトの一環である「100色の結婚式−2100年までにカタチにしたい100のこと−」展のオンライン発表会に花婿姿で登場した。
「100色の結婚式−2100年までにカタチにしたい100のこと−」展は、又吉直樹、フォトグラファーの横浪修氏、ファッションデザイナーの桂由美氏をはじめ、ウエディング業界内外問わず、さまざまなクリエイターや企業、学生が参加する結婚・結婚式のミュージアムだ。今までの当たり前にとらわれない多様な価値観が生まれている今、展示を通じて参加者、来場者とともに「結婚」や「結婚式」のミライを構想するという。
日本ブライダル界の第一人者、桂由美氏デザインのグルーム(花婿)姿で登場した又吉は「こんな素敵な衣装を着させていただいて、実家に写真を送りたい。宣材写真もこれにしたい。(デザインを)見た時も素敵だったんですが、自分が着てみるとスッと背筋が伸びますね」と満足げな様子。昨年発表した「2100年の結婚式」をテーマにしたショートストーリーについて「そういうテーマで考えたことがなかったので面白いなと思いましたし、すごくいい機会になりました。もともとショートストーリーを書いてくれとハッキリと言われたわけではなく、エッセイとか何かしらの文章でということだったんですが、気がついたら短い物語を書いていました」と振り返った。
そして今年も新たなショートストーリーを執筆することになった又吉は「やはり続編となるとなかなか難しくはあったんですが、でもせっかくなのでチャレンジしてみました」という。「前回の作品は、2200年を生きている自分の子孫から僕に手紙が来て、「40歳を越えたらすごく楽しいことがありますよ」と書いてあるのをきっかけに、2100年のことを考えていくという構成でした。40代また楽しいことがあるって期待して生きてきたけど、全然なかったぞ。というところから今回の物語は始まります。結婚しても大変なことがいっぱいあるし…とネガティブなことを思っているときに、昨年も手紙を送ってくれた子孫からまた手紙が届くという内容です」
「結婚をテーマにした文章ですけど、自分は独身なので。どうしようかなと思った時に、たまたま結婚している後輩とすれ違うことがあって。その時に、どういう時に結婚をして良かったなと思うのか、とか。そういうような話を立ち話で聞いて。それがヒントになりました」と明かした。さらに理想の結婚について「やっぱり大切な人と、楽しいなとか、よかったなとか。何気ない瞬間にそう思える、ということですかね。ただ独身なので、想像でしゃべっていることをこうやって見られるというのはすごく不思議な気持ち。でも独身だからこそ、結婚について考える時間は長いんです」と語った。
最後に又吉は「2100年の結婚式といっても、いきなり2100年で変わるわけではなく、途中でいろんな段階を踏んでいくと思います。これからいろんなタイミングで結婚されると思うんですけど、新しいものや、ご本人たちが好きなものを取り入れたりとか、そういう風に自由に。今回のテーマでも100色というのがありますが、いろんな形のものが認められていく。その中に、皆さんがプレゼンしてくれたような、伝統が残っていくと素敵だろうなと思うので、結婚式自体を前向きに、披露宴も含めて楽しんでいただけたらと思います」とメッセージし会場を後にした。
【「100色の結婚式−2100年までにカタチにしたい100のこと−」展 概要】
■開催日時:2022年3月4日(金)~6日(日)11時~19時 ※最終入場18:30(予定)
■開催場所:複合文化施設「スパイラル」−スパイラルガーデン(スパイラル1F)
■展示構成
第一章:2100年の結婚式(原作・又吉直樹、制作・KASSEN)
第二章:企業やZ世代による「結婚・結婚式のミライへの提案」
第三章:特別展「Ever Wedding」
1.又吉直樹の書き下ろしショートストーリー
2.クリエイターたちからの提案(クリエイター名順不同)
・結婚式場の新たな価値創造「結婚式場と街の関わり方に関する新しいアイデア」
/柴崎友香、曽我大穂、ドットアーキテクツ
・ライフスパンと価値観の変容「人生100年時代の結婚・結婚式とは?」/伊藤亜紗、あべ弘士 ほか
・イノベーション&テクノロジー「2100年、結婚式と結婚式場はどうなっているのか」
/藤原麻里菜、MACCIU
第四章:ミライケッコンシキ構想
・横浪修が切り取る幸せな結婚のかたち「ウエディングフォト」
・来場者と創り上げる「100色の結婚式 −2100年までにカタチにしたい結婚式の100のこと−」
■後援:東京都港区
■協力:ソフトバンクロボティクス株式会社、高橋昌之建築設計事務所+ハラヒロカズアトリエ、
株式会社日比谷花壇
■「Wedding Park 2100」について
https://2100.weddingpark.net/
<「ウエディングパーク」について>
「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、複数のウエディング情報メディアの運営と、結婚式場などのウエディング企業向けのインターネット、デジタル技術活用支援に取り組んでいます。
https://www.weddingpark.net/