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真山は、自身が松本零士さんの作品をリアルタイムで体験した世代ではないとしながらも、幼少期から『銀河鉄道999』をよく読んでいたそうで、特に印象的だったのは、「3歳の頃に家族で通っていた焼肉店に『銀河鉄道999』が置いてあり、1巻の宇宙に旅立つ場面に深く見入ってしまったんです」と回顧。続けて、「鉄郎がビフテキを食べながら旅立っていたのに対し、私は焼肉を食べながら物語を楽しんでいました」と当時の思い出を語った。
そして、『銀河鉄道999』の人気キャラクターであるメーテルに憧れていたことも明かし、自身の成人式では「メーテルのようなまつげになりたいと思って、つけまつげを大量に付けて式に出席したんです」とコメント。真山は、「普段からプロのメイクさんにメイクをしてもらっているので、まつげの盛り方についてはよく知っていましたが、この時ばかりはどうしても自分でつけまつげを付けたかった」と振り返った。
この日のファッションでは、作品への深い敬意を込めて鮮やかなブルーのワンピースを着用した真山は、「汽車の中から見える夜空をイメージしました」と説明。さらに、「人生で初めてジュエリーというものを身につけました。私立恵比寿中学は学校コンセプトのため、普段はジュエリーを身につけることがないんです」と明かし、世界観を重視したコーディネートに、共演のDJ KOOを驚かせた。
展覧会を先に体験した真山は、それまで『銀河鉄道999』以外の作品にはあまり触れてこなかったとしつつ、「今回多くの作品に触れて、松本零士さんが描いた他の作品にも興味を持ちました。実際に宇宙を旅したことはありませんが、原画を鑑賞するうちに『宇宙に連れてきてもらった』というような気持ちになりました」とニッコリ。また、「もしエビ中でアイドルユニットを組むとしたら、車掌さんに入ってほしい」と口に。その理由について「アイドルグループが長く続く秘訣は、常に支えてくれる車掌さんのようなサポート役が重要なんです」というユニークな視点も披露した。
©松本零士/零時社