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ジャングルの川を巨大な船に乗って渡ってきたという演出での登場となった松坂は、「パディントンと一緒にいるとアクシデントが絶えないので、どこか違う場所に連れて行かれるのではないかとドキドキしました」と笑わせた。
さらに、『パディントン2』以来7年ぶりの再会に触れて「7年ぶりに僕の数少ない友に会うことが出来ました!久しぶり!いくつになったの?」と、にこやかに再会を喜んでいた。
アフレコ収録について松坂は「ブースに入った時にパディントンのぬいぐるみが置かれていて監視されるように…いや、見守っていただいてその中で収録させていただきました」。
また「映像でパディントンを見ながら、英国紳士的気持ちと人に向き合う真摯さと純粋な気持ちに触れて、収録しながら心が浄化されていきました」とすっかり癒されていた。
同じく続投組の三戸は「7年ぶりにパディントンと再会して、体のモフモフ加減も変わらず安心感があった。パート3が海外で公開されたのを知って日本にも来ないかなとずっと待ち望んでいたので、本当に嬉しかったです!」と喜色満面。
一方、昨年英国に短期留学していたという吉田は「英語教材として先生から勧められたのが『パディントン』で『パート3が公開される』と聞いていたんです。先生はまさか日本で私が声優を務めているとは思ってもいないと思うので、報告したいです!」と誇らしげだった。
さらに、大平は「収録が楽しみ過ぎて、当日は元気よく声を当てたら監督から『やりすぎ!』と言われたほど。それくらい楽しかった!」と声を弾ませた。
イベント後半には、新年度にちなんで「新しいスタートを切った」エピソードを披露。
松坂は今年4月1日に新作にクランクインしたことを明かす一方で「台本を当日に忘れるという…。凄く不安で気が気ではなかった。セリフは頭に入ってはいるものの、手元に台本がないと不安。現場に入ると台本ってお守りのような存在になるので。忘れたことが悔しかった」と新春早々の凡ミスを反省。
ただ吉田から「周りにはバレなかったですか?」と聞かれると「ギリバレませんでした!」と完璧にこなしたと胸を張り、会場から拍手を浴びていた。
一方、吉田は高速バスで福岡から上京してきた日を回想。
見送りに立つ母親は気丈だったそうだが「翌朝8時に西新宿のバスセンターに着いてすぐ電話ボックスで実家に電話したら、電話口の母が泣きながら『もう帰ってこないと思ったら涙が出た』と言っていました」と、当時の状況を振り返りながら目を潤ませていた。
すぐに緊張してしまうという大平は「そんな性格もあってか学生時代は怖い人だと思われて友達が出来ませんでした。皆さん、私みたいにならないで!」と世間の新人たちに呼び掛けた。
最後に松坂が「シリーズ3作目の今回はアトラクションに乗っているかのようなアドベンチャーです。エンタメ性が強くてワクワクするような内容です」。
そして「最後まで楽しんでいただき、優しい気持ちになれる、少し心が浄化されるような、そんなパディントンの純粋な気持ちに浸っていただければと思います」とアピール。
イベントは、大いに盛り上がりながら、幕を閉じた。
5月9日(金) 全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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