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保健所が検査した結果、店の調理従事者1人と客の便から、ノロウイルスを検出した。
そのため、ノロウイルスによる集団食中毒と断定。
また愛知県は、食品衛生法に基づき、店を無期限の営業禁止処分とした。
今回も、調理従事者の手指から食品へノロウイルスが移り、集団食中毒に発展したとみられる。
当日提供されたメニューは、天ぷら、刺身(マグロ、サーモン、イカ)、トマト、エビフライ、煮物、寿司、シューマイ、卵焼きなど。
なお、今年の1月1日~4月3日までに、愛知県内でノロウイルス食中毒を発症した人数は749人(速報値)。
昨年同期の食中毒発症者が415人のため、今年は300人以上多い異常事態だ。
「今年の寒暖差が、抵抗力を弱らせている」と指摘する専門家もいるが、正確な要因は分かっていない。
全国的にも流行が治まらず、最近では歓送迎会や結婚式でも「ノロウイルス集団食中毒」が発生。
そのため、保健所は引き続き、調理従事者の十分な手洗いの徹底を呼びかけている。