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なお、学校には、実際よりも遠い場所から通勤していると、ウソの通勤届を提出。
先月、同僚が申告より近い場所から通勤している教諭の姿を、目撃した。
そのため、学校が調査を開始すると、部活動費11万300円も横領していることが発覚。
教諭は、部活動振興会の会計担当で、口座から5回にわたって、現金を引き出していた。
県教委の聞き取りに「借金の返済にあてた」と教諭。
また、「良くしてくれた保護者や地域の皆さまに申し訳ない」と語った。
全国的に、後を絶たない教職員の不祥事。
そのため、視覚に訴えるハンドブックやガイドブックを作成する教育委員会も、多くなってきた。
長崎県は、38ページにわたる「教職員のためのコンプライアンスガイドブック」を作成。
事例や法令、違反者の供述などが記載されている。
その中では、被害にあった児童・生徒・保護者の苦悩を紹介。
「昼(被害を受けた時間帯)になると頭が痛くなる」、「夜眠るのに時間がかかるようになった。目を閉じるのが怖い」など。
被害を受けた側の心の傷は、一生消えない。
一方、加害側の教職員の離婚や、家族離散にも触れられている。