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「あの頃はニ度と帰っては来ない」と題したこの詩は、映画でも描かれる、中也が16歳から18歳まで過ごした京都での青春の日々を感じ取ることができる。
さらに、まだ何者でもない自分への焦燥と孤独、そして運命の女性・長谷川泰子との出会いを垣間見られる。
大正~昭和の文壇で2人の天才に愛され、数奇な運命を生きる長谷川泰子を演じた広瀬。
泰子との出会いによって才能を開花させ、そして狂わされもした不世出の天才詩人・中原中也を演じた木戸。
本作に全身全霊を掛けて挑んだ二人の集大成とも言うべき姿を、ぜひ目と耳で味わってほしい。
2月21日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
【配給】 キノフィルムズ