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歌唱を終えると入れ替わる形で、今度は加藤がフェルゼンの楽曲『Soul to Soul』をステージ上でパフォーマンス。
会場が『ベルばら』ワールドに酔いしれる中、平野は「レコーディング以来3年ぶりに歌いました!当時の自分はどのように歌っていただろうか?という所から始めました」。
「先日まで帝国劇場でコンサートをやらせていただいて、(加藤と平野の)二人とも出演している日があったので稽古場でこっそり一緒に練習していました」と加藤と自主練に励んでいた事を明かした。
加藤も「ここ何週間は楽曲をひたすら聴き込んで、フェルゼンとしてどう歌っていたのかを思い出しながら歌いました」と話す。
また、帝国劇場での平野との自主練には「思い出の稽古場で、コンサートとは全然違う歌を二人して練習していましたね」と思い出し笑いだった。
ステージ上ですれ違って歌唱をバトンタッチするエモい演出については、数々のミュージカル作品で共演を重ねていることから「よくすれ違っているんです」と平野。
加藤も「平野さんの後ろ姿を結構見ているような気がします。別の作品でも似たような関係性でしたから」と笑わせた。
最後に加藤は「今日生で初めて劇中歌を歌わせていただきました。頑張って歌ったものは沢山聴いていただきたいので、CDも宜しくお願いします!」。
さらに「家に帰っても、沢山楽曲を聴いていただきたいです」とアピール。
平野も「公開から一ヵ月くらい経っても、まだこんなにも沢山の方々にお集まりいただけて、応援いただけるのは作品として嬉しい事です」。
「自分としては憧れていて大好きだった作品に携わることが出来て、さらにこうして歌わせていただけて、素敵な日々を過ごしています。皆さんにとっても令和版『ベルばら』が日々を生きる糧になったら嬉しいです」と期待。
そして二人はマリー・アントワネット&フェルゼンが歌う『Resonance of Love』、オスカル、マリー・アントワネット、アンドレ、フェルゼンが歌う『The Rose of Versailles』を本日限りのスペシャルバージョンで披露した。
最後の最後まで、会場を『ベルばら』色に染めていた。
Ⓒ池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会