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今回は、「カフェフラッペ」と2024年フラッペ売上No.1の「アフタヌーンティー ロイヤルミルクティーフラッペ」の2つのフラッペを自宅で作る様子や、味と食感などのレビューをお届けする。
ファミマのフラッペは、「お客さまに、手軽にフローズンドリンクを楽しんでいただく方法はないか」という構想から3年、具体的な商品開発に1年の開発期間をかけて誕生したという。氷をミキサーにかけるのではなく、かき氷にミルクを注いで混ぜて食べることで冷たいドリンクになる、という新たな発想から生まれた商品。
2014年6月の「カフェフラッペ」発売から現在まで約80種類のフレーバーが展開され、累計販売数は3億杯を突破するなど、今ではファミリーマートを代表する大ヒット商品となっている。
リニューアル版が再販される「カフェフラッペ」は、3種類の豆から抽出したコーヒーエキスを使用することでコク深い味わいに仕上げられている。
また、定番フラッペの 「アフタヌーンティー ロイヤルミルクティーフラッペ」は、紅茶ブランド「Afternoon Tea」監修のもと、本格的なミルクティーフレーバーに仕上げられていて、香り高い紅茶と紅茶味クッキーにより、一杯でティータイム気分が味わえるようになっている。2023年5月に定番商品として発売、2024年には累計販売数 1,300 万食を突破している。
ファミマのフラッペは、店舗でも自宅でも作って飲むことができる。店舗で作るにはフラッペをレジで買ってから「1.もむっ! 2.おすっ! 3.まぜるっ!」の3段階。今回は自宅なので「1.もむっ! 2.そそぐっ! 3.まぜるっ!」の流れで作って飲んだ。
今回飲んでみた2つのフラッペの作り方はどちらも同じ。まずは再販される「カフェフラッペ」だが、上記のとおりにまずはカップを周りから手で10回ほど揉んでミルクと混ざりやすくする。フラッペのフタを開けると、ミルクを注ぎやすいように深めのくぼみが開いているので、そこにミルクを注ぎ込む。
冷たいミルクでも作れるが、温かいミルクの方がより美味しいとのことなので、電子レンジで沸騰しない程度(65℃)を目安に温めてからミルクを注いだ。太めのストローでザクザクと氷を崩しつつミルクを溶け込ませていく。ミルクが全体になじんできたら飲み頃。
香りをかぐと、コーヒー風味の甘い香りがするが、ストローで飲んでみると意外にも甘さ控えめで、ちょうどいい味わいだ。甘すぎず苦すぎずのバランスなので、コーヒー好きの方にちょうど良さそうに思えた。甘めがいい方はシロップを追加したり、まろやかな舌触りにしたい場合はミルクを追加したりと、アレンジを加えると良さそうだ。
次に「アフタヌーンティー ロイヤルミルクティーフラッペ」だが、大きな特徴であり「カフェフラッペ」との違いは、紅茶味クッキーが入っていること。作り方はほぼ同じだが、フタを開けるとくぼみ付近に多めのクッキーが入っていて驚かされた。
こちらにもホットミルクを注いで完成。香りもしっかりとロイヤルミルクティーを感じるものとなっている。飲んでみると、ミルクたっぷりの紅茶という風味で、しっかりとした甘さを感じる。混ぜるときにしっかりとした手応えを感じる濃度でもあり、甘くて濃厚な贅沢なフラッペとなっている。自宅で作る場合は、混ぜるミルクの量を調節して、濃度や甘さを自分好みに簡単にアレンジすることができる。
ファミマのフラッペはお店で作ってもよし、自宅で作ってもよし。甘さと苦さのバランスが絶妙な「カフェフラッペ」と、甘くて濃厚な「アフタヌーンティー ロイヤルミルクティーフラッペ」などの種類があり、そのときの気分で味を選んだり、自宅に持ち帰ってアレンジしてみる楽しみがある。