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初めて出会った瞬間恋に落ちた2人は、お互いに恋心を秘めながら、フェルゼンはアントワネットに会うためフランス宮廷へ出入りするようになる。
しかし、フランス王妃という立場のあるアントワネットを想い、「俺は立ち去ることにした。オスカル、私の分まであの方を守り、支えて差し上げてほしい」とオスカルに告げ、自ら身を引くことを決心する。
アントワネットへの深い愛を胸に、彼女と決して結ばれなくとも、一生誰とも結婚しないと決心するフェルゼン。
「たとえ、許されざる恋だとしても」、アントワネットを見るたびにその想いを止めることはできず、切なくもひたすらに愛を貫く。
革命の嵐の中で時代に翻弄されながらも、気高くも情熱的なフェルゼンの生き様が描かれている。
Ⓒ池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会