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また、予告の最後で流れるオスカルの悲しくも美しい涙に、胸の高鳴りを感じるとともに思わず涙してしまう映像。
さらに、50年以上の時を経て新たに幕を開ける“本作最大の魅力”といえば、メインキャストらによる麗しい歌声と本作を物語る壮大な音楽の演出。
そして、本作のナレーションを担当するのは、元タカラジェンヌで女優として活躍しているほか、『Mr.インクレディブル』イラスティガール役や、『思い出のマーニー』久子役などの大作映画で声優も務める黒木瞳だ。
また、本作を壮大な歌声とメロディで包み込んでくれる主題歌を手掛けるのは、デビュー曲『I believe』や連続テレビ小説『花子とアン』の主題歌『にじいろ』など、世代を超えて歌い継がれている曲を生み出している絢香。
本作のために書き下ろされた楽曲は、タイトルまで本作に寄り添った『Versailles –ベルサイユ –』。
宝塚との出会いは「ベルサイユのばら」でした。
物語に心奪われて、パリに行く度にベルサイユ宮殿を訪れました。
ベルサイユのばらの魅力は史実だけではなく、その時代に生きた1人1人の登場人物にスポットを当てて人生や愛や苦悩を描いたところだと思います。
この度はナレーションという形で参加させていただいたことを大変光栄に思っております。
史実とフィクションを交えた物語は後世に残る愛ある作品です。
何度でもご覧いただきたいと思います。
半世紀を超えてなお世界中の人々に愛され続ける名作『ベルサイユのばら』。
その劇場アニメ版主題歌『Versailles –ベルサイユ –』の作詞・作曲を担当させていただいたことを、心より光栄に感じております。
激動の時代を生き抜く登場人物たちの勇気、純粋な愛、そして力強さの中に潜む儚い運命に深く心を打たれ、その想いを音楽として表現すべく、一音や一言すべてに心を込めて制作しました。
この不朽の名作にまた新たな1ページが加わるなかで、作品と共にファンの皆様には楽曲も楽しんで頂けたらと願っております。
Ⓒ池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会