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その内容は、キスや男子児童の性器を触る・性交を試みるなどの「卑劣な行為」。
なお、女性職員は教委の調査で、これらの行為を認めている。
被害を受けた男性が、今年8月に県教委に対して、性的暴行を訴えた。
男性は、教委の聞き取りに「大人になって当時のことを振り返り、おかしいと思った」と話した。
また、「(自身の中で)ひと区切りをつけたい」との想いもあったという。
女性職員は、性的暴行の後も教諭を続け、教頭や校長に昇格。
その後、教育委員会の課長級幹部を務めるなど、『出世コース』を歩んで来た。
教育委員会の課長級は、メディア対応や指導主事をまとめるなど、重要な役職だ。
県の日吉教育長は「幹部職員として学校を指導する立場の職員が、教員の立場にありながら、守り育てる児童に加害していた極めて悪質な行為」。
「非常に重く受け止め、職員の不祥事根絶に全力で取り組む」とコメント。