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すでに数々の蛍光ペンを販売している同社だが、今回の新蛍光ペンの開発にあたって、中高生を含めたさまざまなユーザーから得たアンケートの回答をもとに、蛍光ペンへの不満点を参考にしたそう。アンケートでは、「書いた文字の上から塗るとペン先が汚れる」や「手や服につきやすい/汚れやすい」などの不満が多かったが、「KIRE-NA」ではそれらが綺麗に解決されている。
「キチント、トトノウ」がキャッチコピーの「KIRE-NA」には、速乾顔料インキを使用、文字の上から線を引くラインマーカーと細書きマーカーが両先端にあること、親指がフィットして筆記が安定する平面があること、マーカーの両脇には「しなるチップ」や新開発「キチントガイド」が備えられているなどの特徴がある。
これらの特徴により、「KIRE-NA」は、筆跡にじみ抑制、チップ汚れ抑制、まっすぐ線が引きやすい、安定した筆跡幅、インキ溜まり抑制を実現している。
商品のカラーラインナップはピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーのベーシックカラー5商品と、この5色の淡い色調版のペールトーンカラー5商品となっている。ベーシックカラーとペールトーンカラーの5色セットが発売されるほか、初回限定で、教科書などの局面にもフィットする軟質定規がセットになった「限定5色セット(やわらか定規付き)」が発売される。
説明会で配られた試し書き用の用紙にマーカーで落書きをしてみると、筆者がこれまでの人生で使ってきた蛍光ペンとは違う感触を確かに感じることができた。上記の「KIRE-NA」の特徴で書いたように、線の引きやすさ、インキ溜まりがしにくいなどは特に実感しやすい。また、黒いマジックやボールペンで書いた文字の上をマーカーしてみると、特徴の通り筆跡がにじむことも、ペン先が汚れることもなかった。
試し書きでは、限定セットに付いている「やわらか定規」も使うことができた。まず、やわらかい定規というだけで初めて触れるので衝撃なのだが、平面で書きやすいのはもちろん、教科書や本といった曲面であっても、このやわらかい定規を添えて線を引くことで綺麗に直線でマーカーを塗ることができた。
学生の中には、やはり板書をノートに書き写す際や教科書の重要部分などに蛍光ペンを使用する人が多いだろう。従来の蛍光ペンの不満を解決してくれる新蛍光ペン「KIRE-NA」は、特により綺麗にノート作りをしたい方などにおすすめだ。できれば、やわらか定規も手に入れて教科書にも綺麗な蛍光色の線を引けるようになってもらいたい。
新蛍光ペン「KIRE-NA(キレーナ)」は10月26日(土)から発売される。