- 週間ランキング
この当時、保護者から徴収した給食費や児童会費を、学校管理の口座から引き出し、自身の机で保管していたという。
その後、職員は他の小学校に異動。
すると、保護者から徴収した904万7,990円が消えていた。
事務職員を聴取したところ、「現金を封筒に入れていたため、異動の際、書類と一緒に誤ってゴミとして、全て廃棄した」と主張。
なお、通常は保護者から徴収した給食費などは、市の口座に移すことになっていた。
しかし、職員はこれを怠り、さらに隠ぺいするために、つくば市に対して虚偽の報告書を提出。
保護者の口座からは、徴収金が「二重に引き落とされる」などの被害も発生した。
そのため、市は2023年、茨城県警つくば署に被害届を提出。
さらに、2024年1月には水戸地裁に、損害賠償請求訴訟を起こした。
結果、水戸地裁は職員に対して「全額を支払うよう」命令。
しかし、職員はこの命令に応じず、現時点においても一切支払われていない。