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これらの声を聞き、経営者としても「従業員全員と1年間を振り返りながら美味しい食事をしたい」という主旨で開催しているにもかかわらず、参加できなかったり、不安な想いをしながら参加する従業員がいることに気付いた。
そこで、どのような形であれば誰もが参加しやすいのかを考えるようになったそうだ。
結果として、忘年会についても日中の勤務時間内に開催し、誰もが参加しやすい環境を作ることに。
また、日中開催することによって、子育てや介護をしながら仕事をするスタッフも社内行事に参加しやすくなり、スタッフの参加率が向上した。
さらに、従業員同士のチーム力を高めるだけでなく、協力業者との連携をしやすい関係性を構築することが可能となった。
今年は、午前9時から11時まで通常業務を行い、11時から専用バスで会場に移動する。
午後1時~3時まで忘年会を開催し、その後施設に温泉があるため自由時間。
午後5時には、バスで帰社するか、もしくは現地解散も可能だという。
忘年会ではお酒も提供され、1次会後の2次会へは、従業員の半分程度が参加するそうだ。
なお、経営陣はそのまま帰宅。
角田副社長は、BIZNEWS365の取材に「給与も支払われるため、忘年会の出席率は100%」と胸を張る。
また、「日中開催することで飲みに出る機会が減るのではなく、逆に2次会を含めると飲みに出る人が増えるので、飲食店にもより良い影響を与えていくと思う」と述べた。