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また、ウエルシュ菌による食中毒は肉類、魚介類、野菜を使用した煮込み料理が原因となる。
なお、発生原因施設は、ほかの食中毒と同様に飲食店、仕出し屋、旅館、学校などの集団給食施設による事例が多い。
カレー、シチュー、スープなどのように、食べる日の前日に大量に加熱調理され、大きな器のまま室温で保冷された事例が多く見られるという。
保健所は、前日調理は避け、加熱調理したものはなるべく早く食べること。
また、一度に大量に食品を加熱調理したときは、ウエルシュ菌の発育しやすい温度(12~50℃)を長く保たないように注意すること。
さらに、やむをえず保管するときは、小分けしてから急激に冷却することを呼びかけている。