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今年は、日比谷野音100周年記念事業実行委員に選出された縁もあり、自身とゆかりのあるアーティストに自ら声を掛け、1日限りのプレミアムなフェスを日比谷野音にて開催。
相川七瀬や平野綾、Little Glee Monster、江頭2:50といったジャンルも年齢も異なる多彩なアーティストが集結し、バラエティに富んだステージを展開した。
しょこたんライブでは、おなじみのバンド<ギザレンジャー>による布袋寅泰「スリル」の演奏が始まると、チャンネル登録者数370万人超えを誇る大人気YouTuberにして、お笑い芸人である江頭2:50が登場。
お馴染みのポーズを繰り出しながらハンドマイクで熱唱すると、観客はいきなり総立ちとなり、会場のテンションは一気に上昇。
拳を上げて野音の会場を盛り上げた江頭は「気持ちいい!」と声を上げたあと、「しょこたん結婚するらしいな。俺のこと、好きって言ってたじゃないか! キスくらいさせろー」と中川に抱きついてキスをしそうになったところで「エガちゃんねる」でお馴染みのブリーフ団が登場。
江頭を抑えて、お約束の強制退場となった。
続いて、中川から「可愛くて、かっこよくて、自分がしっかりあって、人生をどんどん切り拓いていった超リスペクト。16歳の頃からの付き合いであるこの方です!」と紹介され登場したのは、ミュージカルや舞台、ドラマで女優として大活躍中の平野綾。
後のMCで「翔子ちゃんが好きって言ってた曲でセトリを作りました。大事な友達で“戦友”という気持ちもある翔子ちゃんのために歌います」と語った彼女。
スペーシーなサウンドに迫力のあるロングトーンを轟かせた「スターゲイズ・ラブ」から「明日のプリズム」「MonStAR」とハッピーなムードのポップロックを立て続けに披露した。
その後、中川が「デビュー前に私のライブにバックコーラスとして出てもらったことがあります」と話し登場したのは事務所の後輩で、現在は新メンバーを加えた新体制での活動をスタートさせたLittle Glee Monster。
「世界はあなたに笑いかけている」「HELLO NEW DAY」で明るい笑顔を届けると、客席からも自然とクラップが湧き上がった。
「Jupiter」では半円になって息を合わせ、アカペラも交えた構成で見事なハーモニーで感動を呼ぶと、「ECHO」では一転して力強い歌声で観客にエールを送った。
続いてテレビの歌番組での共演を経て、2013年夏に「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」にて行ったワンマンライブ「SUMMER SHOKO FES in OTODAMA」ではサプライズゲストとして招き、今では家族ぐるみの付き合いをしているという相川七瀬が登場。
ヘヴィーでラウドなロックナンバー「LIKE A HARD RAIN」で勢いよく口火を切ると、続く「恋心」で中川も加わり、2人でエモーショナルに熱唱した。
最後は、フェスを彩った出演者をステージに呼び込み、中川翔子の代表曲「空色デイズ」を全員で熱唱。
最後にしてフェスの盛り上がりは最高潮に達し、客席からは温かく大きな拍手が送られた。
「空色デイズ」歌唱後、中川は会場に向かって、「次に会える時まで誰ひとり死ぬんじゃねーぞ!」と恒例の呼びかけをして、「はい!」という観客全員からの大きな返事によって、3時間30分に及んだフェスは締め括られた。