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映像では、相鉄線の車内を舞台に、幼少期・思春期・反抗期など小学生から高校卒業までさまざまに変化していく親子の関係を、オダギリと山﨑をはじめ、6歳から46歳まで総勢50人の父娘キャストが演じている。
ラストシーンで、相鉄線の駅で降りる父と、相鉄・東急直通線に乗って東京へと向かう娘。
春から東京へ通学する娘に「東京、遠いな」と声をかける父に対し、「あっというまだよ」と娘が答えるシーンでは、かつて「遠い」と言っていた幼少期からの成長を感じられぐっと引き込まれる。
娘を見守る優しいオダギリの表情や、新たな春へ踏みだす山﨑の表情にも注目だ。
メイクから衣装までそっくり似せた48名の“オダギリ役”と“山﨑役”のキャストを前に、驚きながらスタジオ入りした二人。
一つ一つ表情やセリフのニュアンスについて、スタッフと細やかな部分まで打ち合わせるオダギリの真剣な表情からは、心動かす動画に仕上げたいという熱意を感じられた。
本番中はワンカット撮影の緊張感が漂いながらも、合間には子供たちとの可愛らしい会話が見られた撮影現場。
子役からの「頑張りましょう」の掛け声に元気をもらった山﨑が、カメラマンの方に向きガッツポーズで応える場面もあり、多くのキャスト、スタッフが一丸となって撮影に挑んだ現場となった。
Q:お二人は初共演とのことですが、おたがいの印象や共演した感想をお願いします。
オダギリ:天ってすごい名前だなというのと、お父さんが自分より若いのに驚きました。
山﨑:クールな方だなと思いました。こんなお父さん中々いないなって思います。
渋くて、洒落たお父さんだなと思いましたし、一緒に(撮影)しているシーンとかは、すごく娘のことを思ってくれている、遠くの方から見守ってくれる優しいお父さんだなと思いました。
Q:映像では、反抗期など親子の距離の変化を描いています。山﨑さんはご両親に反抗してしまう時期はありましたか?
山﨑:反抗期はがっつりあったタイプなので、小学校5年生の時は毎日喧嘩していて、お母さんが家を出て行ってましたね。もう今はめちゃめちゃ仲良しですが、昔はありましたね。
オダギリ:女の子とお母さんは合うか合わないかはっきりしますよね。
Q:映像をご覧になる方へメッセージをお願いします。
オダギリ:日々続いていく暮らしとそれに寄り添う電車の姿を映した、素敵なムービーになったかと思います。是非多くの人に見ていただきたいです。
山﨑:1人の娘として役に共感できることもすごくあり、成長と巣立ちの物語を精一杯演じさせていただきました。
父と娘の関係が変化していく姿に是非注目していただきたいですし、すごくおもしろい映像になっているかと思いますので、何回も繰り返し細かいところまで見ていただけたらなと思います。