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「館長が『リュウグウノタワシ』と仮名をつけて遠目で眺めています」などと投稿。
この投稿は、2万いいねを獲得し、153万表示を突破している。
深海生物の飼育担当でもある副館長は、トレンドニュースキャスターの取材に対して、「地元底引き網漁の漁師が、7日に和歌山県の田辺沖深さ約180m地点で発見したもの」と話す。
「普段はメヒカリなどの深海魚を獲っているが、年に1~3回程度この生物が見つかることがある。全く見つからない年ももちろんある」と語った。
全長は約15cmで、コガネウロコムシの仲間だと思われる。
なお、竹島水族館が専門家に鑑定依頼したところ、「新種ではないか」との見解が得られたという。
同水族館は、新種登録に向けて引き続き専門家と協議していくそうだ。
また副館長は、「この生物のトゲがエメラルドグリーンに光っている」と話す。
現在、館内で展示中だが、いつまで生きられるかはわからないという。
SNS上では、「深海のロマン」、「リュウグウノタワシという名がつくといいな」、「タワシに見えるが生物なのですね」といった声があがっている。
なお、蒲郡市竹島水族館での展示名は、現在「コガネウロコムシの一種」となっているそうだ。
(取材・文 小野貴弘)