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2022年12月、ホビーメーカーのコトブキヤと、アニメーター・加々美高浩がコラボし、クラウドファンディングで展開された「ARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデル/R」。
その前回の大反響と熱い要望を受け、その”左手”の制作が決定! とコトブキヤ宣伝(@kotobukiyas)のツイートが話題を呼んでいる。
そもそもARTIST SUPPORT ITEM ハンドモデルは、「神作画」と称される美しく均衡の取れた二次元作画を、立体造形化したハンドモデルだ。
それだけに、前回右手が展開された当初から反響は非常に大きかったという。
「開始4分で目標金額を達成し、現在では約1億4500万円の応援金額を達成いたしました」とコトブキヤの宣伝担当者。
アニメの作画やイラストを書く際、自分の手を観察しながら作業するのは難しい。
手の理想的なプロポーションにこだわり、自在にポーズがつけられるハンドモデルの発売は画期的だった。
そのため、左手も欲しいという要望は、当初から強かったという。
「きっと皆さんに喜んでいただける商品になるだろう!と思っておりましたが、こんなにもたくさんの方に応援購入いただき、感謝しかございません」
「今回の左手の発売で両手が揃うことで、よりポージング表現や用途の幅が広がると思います」
なぜ、応援購入サービスMakuakeで商品を展開したのか?
コトブキヤの宣伝担当者に問い合わせてみると、「弊社はホビー流通には詳しいのですが、この商品はイラスト業界の方にもたくさん届けたいという思いがありました」
「そのため、Makuakeの『アタラシイモノを応援しよう』というコンセプトに魅かれてご一緒させていただきました」とのこと。
「実際、前回の右手もイラストレーターや漫画家から大きな反響がありました。今回の左手も、様々なクリエイター様のお役に立てられるようなツールになれば、と考えております」とコトブキヤの宣伝担当者。
ちなみに、コトブキヤの商品は海外にもファンが多い。そのため、左手発売の発表ツイートにも海外販売を望むコメントがついていた。
宣伝担当者に真相を聞いてみると「海外展開については現在検討中です。続報をお待ちください」とのことだった。
今後の展開から目が離せない。
(取材・文 あさみ)