豪華キャストでおくる、映画「仕掛人・藤枝梅安」(2月3日第一作、4月7日第二作の連続公開)。

この映画の完成披露試写会が、1月26日にイイノホール(東京・千代田区)で行われた。

出演者陣のシルエット姿

主役の藤枝梅安を演じた豊川悦司、相棒・彦次郎を演じた片岡愛之助をはじめ、菅野美穂、第一作ゲストの天海祐希。

第二作ゲストの椎名桔平、佐藤浩市、そして本作でメガホンを取った河毛俊作監督が登壇した。

イベントの開幕を飾ったのは、製作発表記者会見から映画公開に至るまでの映像。

映像終了と同時に、出演者陣のシルエット姿が、壇上に吊るされた幕へと浮かび上がり、幕の振り落としと同時に登場した。

豪華出演者にふさわしいダイナミックな演出に、会場へ集まった観客のどよめきと、拍手喝采でイベントがスタートし、「時代劇、新時代」が、ついに幕を開けた。

撮影は冬の京都

仕掛人である藤枝梅安役の豊川は、「撮影は約1年前の冬の京都で行われ、製作発表会を行ったのが2年前」。

「その発表の場で皆さんにお約束したことを、自信をもってお届けできたと思います」と手応え十分。

梅安の相棒・彦次郎役の片岡愛之助について、豊川は「彦次郎役は、時代劇・世話物のプロであり、豊富な映像経験を持つ愛之助さんしか思いつきませんでした」。

「理想を超えて付き合いたいくらいです(笑)」と明かした。

一方愛之助は、「テレビや映画で時代劇が減っている中でこの作品のお話をいただき、是非ともやらせていただきたいと思いました」。

「スケジュールもなんとか調整できて、本当に御縁だと思います」と応えた。

また、豊川演じる梅安については、「豊川悦司さんは梅安そのもので、まさに原作通り」と、その仕上がりに太鼓判を押した。

背中に闇を背負った役柄

おもん役の菅野も豊川“梅安”について、「豊川悦司さん演じる梅安は『これはお客さんも喜ぶね!』と思うくらい魅力があふれていました」。

「豊川さんは梅安のいでたちでも、生と死の両方を煮詰めたような業を背負った色気があり、普段とはまた違った魅力で素晴らしいと思いました」と惚れ惚れ。

おみの役の天海は、「豊川悦司さんとは何作品か共演をしていますが、今回は『たくましく熱い役柄』というわけではなく、一歩引いた『青白い炎』のような、背中に闇を背負った役柄で魅力的でした」と、これまでの豊川のイメージを覆す役の仕上がりに、感心した様子だった。

情報提供元: TREND NEWS CASTER
記事名:「 豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、天海祐希出演 「時代劇、新時代」ついに幕開け!