俳優の草刈正雄が23日、新宿高島屋で開催されたJRA「THE DERBY CASTLE」のオープニングイベントに登場した。

 今回のイベントは「第83回日本ダービー」に先立って開催されるということで、草刈は「この時期になると日本ダービーって言葉が自然と聞こえてくる。響きがいいですよね」と話した。また、NHK大河ドラマ『真田丸』など、時代劇にも数々出演し、馬との関わりも深いことから、「31年前に『真田太平記』という時代劇ドラマがあって、その当時の馬は競走馬なんですよ。あまり調教されてないもんだから、落とされてよくゲガをしていました」と当時の苦労を明かしたのだった。

 壇上では、園内のアトラクション「FORTUNE DERBY」が、世界初の「手相テクノロジー」で競走馬を生成できるということで、草刈の手相を参考にオリジナルホースを作成。その際はMCから「成功線がふたまたに分かれていて、まさに幸運のしるし。最強の手相といえるでしょう」という説明があり、「俳優になったのも、ある方から、ある方へめぐり会ったことがきっかけだったので、今思えばラッキーですね」としみじみ語っていた。

 有力馬の実力が拮抗しており、「戦国ダービー」とも呼ばれる今回のダービーについて、状況の説明を求められると草刈は「えらいことになったぞ!」と『真田丸』で演じている、真田昌幸の名セリフで感想を語り、場内を湧かせる場面もあった。草刈のダービー1着予想は、皐月賞2着のマカヒキのようで、その理由を「マカヒキ。響きがいいね」と説明した。

 「THE DERBY CASTLE」は、新宿高島屋の特設会場で、29日までの期間限定で営業される。(斎藤雅道)
 

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ