G I馬が7頭も出走する近年稀に見る好メンバーが揃った。中でも昨年の JC 勝ち馬ショウナンパンドラ、2冠馬ミッキークイーンに注目が集まっている。それでも各馬に一長一短があり、すんなり決まるとは思えない。となれば無冠ながら潜在能力は上記2頭に匹敵するルージュバックを本命に推す。メンバーレベルを考えると高確率で勝つと見られていた前走の中山牝馬 S であったが、56kgの斤量を背負った上に直線残り200mあたりで落鉄し、蹄にケガを負ってしまい伸び切れず2着に敗戦。それでも勝ち馬とはクビ差と僅か。条件、不利を考えると負けて強しの内容であった。今回は3戦2勝2着1回と良積を残している左回りに替わり条件は好転。今週から B コースに替わり、9日には芝を刈ったことから前有利の傾向になりそうな馬場状態。オークスの時のように好位から競馬が出来れば、後続馬を押さえきる可能性は高いと見る。相手本線はこちらも伸び盛りのミッキークイーン。ベストは中距離であるが、今回のマイル戦に向けて前走は1400m戦を使われ、追い込みは届かなかったものの次に繋がる走りで2着。道中のポジションがカギを握るだろうが、上位に絡むのは間違いない。▲は本格化したマジックタイム。以下、ショウナンパンドラ、スマートレイアー、ウリウリ、クイーンズリングまで。