2回東京競馬5日目(5月7日土曜日)予想・橋本 千春

☆東京11R「プリンシパルS」(芝2000メートル)
◎12ゼーヴィント
○15ショパン
▲5マイネルラフレシア
△9エフティスパークル
△10プランスシャルマン
 破竹の2連勝で山藤賞を制し、勢いに乗るゼーヴィントに期待。「短期間で一段と成長しているし、ここは目一杯の仕上げで権利を取りに行く」。意欲満々の陣営を信頼したい。2勝の中身も濃い。自分から動いて行って、最後はメンバー最速の差し脚で突き抜けているのだ。並みの馬に出来る芸当ではない。センスの良さも実力の証し。コース替わりも全く心配無用だし、3連勝のチャンスは十分ある。相手は、超良血馬のショパン。穴は、マイネルラフレシア。得意の左回りに替わって巻き返しが怖い。

☆東京12Rサ4歳上1000万下牝・ダ1600メートル
◎12マユキ
○5ベーリングメファ
▲9ピンクシャドウ
△1マーブルケーキ
△6ビスカリア
 柴田善騎手に鞍上強化された、マユキが狙い目。前走は13着と惨敗を喫しているが、久々の芝に戸惑ったもの。着差も1秒1なら決して悲観することはない。まして、千万条件は勝っている格上の存在。得意のダートに替わって起死回生の一発がある。当面の相手は、上り馬のベーリングメファと、ピンクシャドウ。

☆京都11R「京都新聞杯」(芝2200メートル)
◎2スマートオーディン
○7エルプシャフト
▲3エルリストン
△9ロイカバード
△13ブラックスピネル
 満を持して出走する、スマートオーディンに期待。全3勝中、2勝が重賞(東スポ杯2歳S、毎日杯)だから実績、実力とも折り紙付き。最後の破壊力も半端じゃない。33秒3、32秒9、32秒7とすべてメンバー最速の差し脚を爆発させ完勝だ。初の2200メートルも守備範囲だし、素直にこの馬から入るのが賢明だ。当面の相手は、ブエナビスタ(GI6勝)の弟エルプシャフト。穴は、前走(0秒4差)が圧巻だった上り馬のエルリストン。

☆新潟11R「駿風ステークス」(芝・直線1000メートル)
◎14フクノドリーム
○2ペイシャフェリス
▲13プリンセスムーン
△7アブマーシュ
△16カシノワルツ
 ここでは実績、実力とも◎フクノドリームが一歩リード。直千競馬は勝ち星こそないが、アイビスサマーダッシュ2着、稲妻S3着と適性は高い。持ちタイムもメンバー最速だ。ダートとはいえ交流重賞を勝っている格上の存在。素直に底力を信頼したい。当面の相手は、現級勝ちの実績があるペイシャフェリス。初の直千競馬もプラスに働きそう。穴は、一発の底力を秘めたプリンセスムーン。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ