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4月30日と5月1日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、アニメ「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」が3週連続で1位を獲得した。
GWに入っても「コナン」の勢いはまったく衰えず、週末2日間で49万0261人を動員し、興収5億6225万2800円をあげた。累計興収は早くも36億円を突破。劇場版シリーズでの過去最高の興行収入が見込めそうだ。
2位はディズニーアニメ最新作「ズートピア」。週末2日間で44万3249人を動員、興収5億0969万9700円を記録。前週動員比135%と前週を上回った。初登場3位が、マーベルコミック原作「キャプテン・アメリカ」シリーズの最新作「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」。4月29日から全国613スクリーンで公開され、土日2日間で動員32万2943人、興収4億4880万9900円をあげた。
初登場5位は同29日から公開された広瀬すず主演の「ちはやふる‐上の句‐」の後編「ちはやふる‐下の句‐」。全国294スクリーンで公開され、土日2日間で動員19万3226人、興収2億1632万6200円を記録。「上の句」との2日間興収比は120.8%で好調なスタート。「下の句」の初日舞台挨拶で続編製作決定が発表され、そのニュースが多くのメディアで取り上げPR効果は抜群。配給元は前編と合わせて興収30億円を見込んでいる。
そして初登場7位が、大ヒットコミックを三池崇史監督で実写映画化した「テラフォーマーズ」。同29日から全国327スクリーンで公開され、土日2日間で動員12万8730人、興収1億5063万6500円を記録したのだが…。
「『テラフォーマーズ』はかなり原作と変えた部分があるが、ネット上では『おかげで改悪だ』という意見が多く、集客が伸びなかった。舞台あいさつやイベントでは山Pこと山下智久は大人気だったが、山P人気が興収に結びつかなかったようだ」(映画ライター)
7日はベストセラー作家・横山秀夫さんの原作を映画化した二部作の前編「64 ロクヨン 前編」、人気コミックを映画化した「ヒーローマニア 生活」などが公開される。
【記事提供:リアルライブ】