千葉県・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議」でNHK大河ドラマに関する『真田丸』とコラボしたブース「超・真田丸」が注目を集めた。

 堺雅人主演で話題となっている同ドラマのコラボブースでは、ドラマで使用した甲冑の展示や、記念撮影コーナーを設置した。NHKが同イベントでブースを出展するのは、今回が初となる。同作のネットの盛り上がりも高いことから出展に踏み切ったようだ。

 ステージイベントには同作に出演している草刈正雄(真田昌幸役)や、高木渉(小山田茂誠役)などが出演しトークショーを展開し場内を盛り上げた。さらに、本編登場に先駆け、後藤又兵衛役で俳優の哀川翔が登壇。甲冑姿を披露した。

 哀川は同作で装備する甲冑のデザインを自分で選んだとのことで「色合いも3種類ぐらいあったが、いぶし銀のような色合いを選んだ」とコメント。又兵衛の甲冑の特徴である満月の前立ても、色々な大きさがあったそうだが、自身が甲冑に合うサイズを決めたとのこと。

 槍の名手として知られる又兵衛を演じるということで、その辺りの意気込みについて問われると「昔、一世風靡セピアで槍的な動きはやったことがあるので、それを思い出せれば」と意気込みを語る。また、役を演じることを報告するため、5月6日に兵庫県加西市にある又兵衛の墓参りをすると明かし、「『今度やらしてもらいますよ』と、精神的なところから入って、あとは槍と馬の練習をしていく」と語った。

 他にも、実際に又兵衛に出会ったらどんな話をしたいかという質問に関して「やっぱどのカブトムシが好きか聞きたいね」と答え、場内の笑いを誘う場面もあった。

 同作が戦国時代を扱った作品ということで、近くのブースには岐阜県関市の刀匠を招いての刀鍛冶の実演が行われた「超刀剣」ブースや、「本陣」をイメージしたクイズステージ「超・軍議」ブースなどが設置されていた。(斎藤雅道)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ