いつもの伸びが見られず…。先週大井競馬場でおこなわれた「第61回羽田盃(SI)」。本命に推したグランユニヴェールは、やや伸び上がるようなスタートになってしまったが、すぐに挽回し8番手の位置を取る。1コーナーまではやや行きたがったが、落ち着かせて2コーナーに入る。向正面中ほどから追っ付けながらの追走となり、3コーナーでは内の馬にはじかれる不利。3、4コーナーで大外を回るロスもあり、直線では本来の脚が見られず5着。ロスや不利が痛かった。スムーズな競馬が出来れば巻き替えし必至です。

 さて、今週は「第54回しらさぎ賞(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。過去5年だけで勝ち馬にはクラーベセクレタ、レッドクラウディア、ノットオーソリティと名牝の名前がズラリ。今年も女同士の激しい戦いに注目です。

 本命は雄大な馬体がLiLiCoのようなララベルです。昨年は桜花賞(SI)、ロジータ記念(SI)とSIを2勝しており、実績は断然。唯一複勝圏を外したのは牡馬に果敢に挑んだ東京ダービーのみ。それも勝ち馬とは0秒5差の4着と差は僅か。前走の東京シンデレラマイルでは、勝ち馬のブルーチッパーとの一騎打ちには敗れたもののアタマ差届かず2着。3着馬には0秒7差付けており力の違いを見せつけています。今回のメンバーを見渡してみても、本馬の力が抜けています。斤量は57kgとトップハンデですが、530kgの雄大な馬体を考えればカンカン泣きするタイプではないでしょう。

 相手筆頭は園田から参戦してきたトーコーヴィーナス。昨年は園田所属ながら南関東牝馬3冠の第一弾・桜花賞に参戦し、勝ち馬ララベルから0秒1差の2着。次走は名古屋へ遠征し、東海クイーンカップを制するなど各地でその名を轟かせました。前走こそ今年中央から移籍してきたタガノギャラクシーに敗れたものの2着は死守。まだ明けて4歳馬、充実一途で今年も各地にその名を轟かせる活躍を見せてくれるでしょう。

 ▲は6歳牝馬ながら9連対中と本格化したビーインラプチャー。

 以下、エールドランジュ、フィーリンググーまで。

◎(5)ララベル
○(9)トーコーヴィーナス
▲(2)ビーインラプチャー
△(11)エールドランジュ
△(10)フィーリンググー

買い目
【馬単】4点
(5)→(2)(9)(10)(11)
【3連複1頭軸流し】6点
(5)-(2)(9)(10)(11)
【3連単フォーメーション】6点
(5)→(2)(9)→(2)(9)(10)(11)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ