なかなかの好メンバーが揃った今年のマイラーズ C だが、中でもフィエロのデキが良い。昨年は同じくマイラーズ C から始動し、その時は前残りの展開を11番手から追い込んで0秒1差の3着。上がりは32秒5と凄まじい脚。その後は安田記念4着、スワン S 2着、マイル CS 2着と勝ち切れなかったが、内容は悪くない。追い切りでは少し促した程度でグッと伸びる反応の良さ。4か月半ぶりにはなるが、仕上がりは良く勝ち負けだ。相手本線は本格化したネオスターダム。馬体が完成の領域に入り充実一途。こちらも追い切りの動きは太鼓判を押せる。▲はサンライズメジャー。以下、ダノンリバティ、ダノンシャーク、エキストラエンドまで。
アグレアーブルは、初戦快勝の後、東京スポーツ杯2歳 S に参戦し7着。着順は7着ながらも勝ち馬とのタイム差は0秒6と僅か。それも先着したメンバーはその後休養しているキラージョーを除いて皆2勝以上を挙げている。9着馬のレインボーラインは後にアーリントン C の勝ち馬とメンバーは高レベルであった。開幕週の良馬場で実施出来れば巻き返しがあってもおかしくない。