3回中山競馬2日目(3月27日・日曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「マーチS」(ダ1800メートル)
◎3バスタータイプ
○8ドコフクカゼ
▲13モズライジン
△7イッシンドウタイ、9サンマルデューク
 破竹の3連勝で総武Sを制覇、オープンまで駆け上がったバスタータイプ。まさに日の出の勢い。完全に本格化したといえる。とりわけ、中山1800メートルは総武Sを含め<3100>と、パーフェクト連対だから凄い。デビュー以降、3着以下は1度(5着)だけ。洗練されたセンスの良さも能力の証しだ。ハンデも背負い慣れた56キロなら全く心配無用。4連勝で重賞初制覇の可能性は高い。相手は、ドコフクカゼ。前走(仁川S(2)着)から、1.5キロ減のハンデ56.5キロは魅力だ。穴は、モズライジン。名古屋大賞典3着から、変則連闘で勝負をかけてきた。勝算があればこそ。

☆中山10R「常総S」(芝2000メートル)
◎1ストレンジクォーク
○8アデイインザライフ
▲13キングカラカウア
△4ブラインドサイド、11エアアンセム
 地力強化の目覚ましい、ストレンジクォークでもう一丁。直線大外からメンバー最速の差し脚で突き抜けた、富里特別は真骨頂だ。力を付けている今なら昇級の壁は無い。ハンデ55キロ、得意の中山コース<3111>と、2連勝のお膳立ては整っている。強敵は、アデイインザライフ。重賞で好戦して来た実績と、実力はここでは上位。昇級は形だけだ。トップハンデ57キロとはいえ逆転の可能性は十分ある。

☆中京11R「高松宮記念」(芝1200メートル)
◎6ミッキーアイル
○12ウリウリ
▲4ビッグアーサー
△2ウキヨノカゼ、8アルビアーノ
 前哨戦の阪急杯を1分19秒9のタイレコードで快勝し、充実一途のミッキーアイル。1度使われて、すべての面で上積みは大きい。昨年3着の雪辱を果たす。枠順も3枠6番(昨年は8枠16番)と、希望通り。最後の望みは馬場状態だけ。良馬場ならスピード全開は間違いない。NHKマイルCに続き2度目のGI制覇の可能性は高い。相手は、休み明け3戦目で走り頃のウリウリ。穴は、ウキヨノカゼ。GI初挑戦のスプリンターズSで3着と迫った差し脚が、休み明け2戦目で炸裂する可能性は十分ある。

☆阪神11R「六甲S」(芝1600メートル)
◎2クラリティシチー
○12ダノンリバティ
▲8ガリバルディ
△1ブラックムーン、3ダローネガ
 休み明けを3戦、ついに完全復調成ったクラリティシチーをイチ押し。昨年のダービー卿CTで、強豪モーリス(GI安田記念、マイルCS勝ち)相手に2着した実力と、実績はここでは上位。初コースと、乗り替わりも能力に影響することは考えられない。差し切りが決まる。相手は、ダノンリバティ。休み明け+久々の芝で同タイム4着した、前走の大阪城Sは評価できる。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ