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3月19日と20日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、人気シリーズの最新作「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」が3週連続1位を獲得した。
「ドラえもん」は週末2日間で34万7137人を動員、興収3億9992万9400円をあげた。公開3週目に入っても集客は衰えず、累計興収は21日に20億円を突破。春休みに入り、ますます数字を伸ばしそうだ。
初登場で2位は、人気コミックを藤原竜也と有村架純の共演で実写映画化したSFミステリー「僕だけがいない街」。全国329スクリーンで公開され、オープニング2日間で16万9500人を動員、興収2億2170万6200円を記録した。
4位も初登場で、人気コミックを広瀬すず主演で実写映画化した2部作の前編「ちはやふる 上の句」。全国298スクリーンで公開され、オープニング2日間で14万6299人を動員、興収1億7901万8300円あげた。
「メディアでの宣伝活動の力の入れ方は、『僕だけがいない街』よりも『ちはやふる 上の句』の方が圧倒的に上だったが『僕だけがいない街』の方が上位に入った。『ちはやふる 上の句』は広瀬以外のキャストは若手でそれほどメジャーな存在ではないため、あまり集客に結び付かなかった。初日の時点で、配給元は興収20億円を見込んでいたが、せいぜい10億超えがいいところだろう」(映画ライター)
6位も初登場で、人気シリーズの劇場版第20弾「映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」。213スクリーンで公開され、土日2日間で11万6015人を動員、興収1億3350万8200円をあげた。敵役の声優でミュージカルでも活躍する新妻聖子、山本耕史が出演しており、大々的にPRイベントを行っていた。
25日には2大ヒーローが対決する超大作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」、人気コミックを実写化した「暗殺教室 卒業編」が公開。両作品はいずれも来週の上位に入りそうだ。
【記事提供:リアルライブ】