2月13日と14日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、第88回アカデミー賞作品賞ほか7部門にノミネートされている巨匠リドリー・スコット監督「オデッセイ」が、2週連続1位を獲得した。

 「オデッセイ」は週末2日間で27万7427人を動員、興収4億0698万3300円を記録し、累計で動員100万人、興収16億円を突破。配給元によると、客層は男女比半々で、年齢層も大学生からシニア層、さらに親子連れの姿も多く、幅広い層の動員に成功しているようだ。

 2位は「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」。依然として好調をキープし週末2日間で22万1760人を動員、興収2億8338万5300円を記録し、累計興収は32億円を突破した。 3位は「さらば あぶない刑事」で、累計興収は10億円を突破。映画版前作の8.2億を大きく上回るヒット作となった。4位は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でここまで先週と同じ。

 5位に初登場したのがドキュメンタリー映画「Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡」。全国150スクリーンでの公開だが、オープニング2日間で7万6114人を動員、興収1億0110万6100円を記録する好スタートを切った。

 「三代目は昨年発売したアルバムの売上が100万枚を突破し、コンサートツアーでは120万人を動員。2年連続で日本レコード大賞を受賞するなど勢いに乗っている。今や、コンサートチケットの入手はEXILEよりも困難。映画もかなりのヒット作となりそうだ」(映画ライター)

 19日は英BBCの人気ドラマの特別編「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁」、20日は朝ドラ出演で大人気のディーン・フジオカ主演の忍者アクション作品「NINJA THE MONSTER」が公開される。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ