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2月6日と7日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、第88回アカデミー賞作品賞ほか7部門にノミネートされている巨匠リドリー・スコット監督「オデッセイ」が、初登場1位を獲得した。
ハリウッドスター、マット・デイモン主演の「オデッセイ」はかなり大規模となる全国814スクリーンで公開。オープニング2日間で33万0223人を動員、興収4億9601万2000円を記録。興収30億円前後が期待できるスタートとなった。
先週まで2週連続1位だった「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」は2位。週末2日間で30万0952人を動員、興収3億9416万9100円をあげて、累計興収は25億円を突破。当初の興収見込み30億円以上が射程圏内に入った。
先週初登場2位だった、人気シリーズの映画版最新作「さらば あぶない刑事」は3位に踏みとどまった。「スターウォーズ フォースの覚醒」は今週4位にランクイン。いまだに集客力を見せつけている。
「『オデッセイ』は昨年公開された大ヒット公開中の『スター・ウォーズ』を除けば、宇宙を舞台にした映画では久々のヒット作。月末にアカデミー賞の授賞式があるが、そこで何部門かを受賞すればまた集客が伸びそう。それを見越して配給会社も大規模なスクリーン数での公開となった」(映画ライター)
9位は人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」のアナザーストーリーを描いた「コードギアス 亡国のアキト」の最終章「コードギアス 亡国のアキト/最終章 愛シキモノタチヘ」。わずか36スクリーンと小規模公開ながら、土日2日間で3万6千人以上を動員、興収4309万9100円をあげた。劇場窓口での先行販売チケットには、アニメ専門店「アニメイト」限定のグッズが付き、先着来場者には総作画監督・島村秀一描き下ろしのミニ色紙全5種が配布されるなど、特典目当ての観客を数多く集客できたようだ。
11日は今年のアカデミー賞ノミネート作品「キャロル」、12日は人気ダンス&ボーカルグループ「三代目J Soul Brothers」の初ドキュメンタリー映画「Born in the EXILE 三代目J Soul Brothersの奇跡」が公開される。
【記事提供:リアルライブ】