歌手の郷ひろみが3日、東京・港区のサントリーホールでワンマンワイブ「SPECIAL CONCERT 2016 HIROMI GO & THE ORCHESTRA at SUNTORY HALL」を行った。自身初となる総勢70名に及ぶオーケストラをバックにバラード全15曲を披露した。

 ライブの前にはマスコミ向けに囲み取材を行った。郷は「僕にとってこれは一世一代のコンサートになると思います。多くのステージに立ってきましたが、今回のスペシャルコンサートは新たな世界の一歩を踏み出す感じがします。それだけ大きな物になるのではないかと思います。この1回で劇的な変化になる予感がします。その辺をふまえしっかり歌いたいと思います」とこのライブにかける決意を語った。

 初のフルオーケストラでのワンマンライブについて「ニューヨークでダンスレッスンを受けた時隣のビルが何とカーネギーホールでした。いつかこういう所で本物のステージに立ちたいと10代の頃から思っていました。40年以上の積み重ねの中でやっと自分も立てる時期がきたのかなと思いました」と熱い気持ちを語った。

 アンコールに用意された「バックステージ」はこの日のために書き下ろした新曲。郷は「ファンの人、支えてくれる人たちに思いを込め作りました」と語った。

 ライブでは満員となった2000人の観客を前に全15曲を熱唱した。

(山内猛)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ