冬の寒さも本格的となり、風邪やインフルエンザなどで体調を壊す方が多い季節となった。風邪の一般的な症状として、鼻水や鼻づまりなどがあるが、鼻づまりが長引くと鼻腔に炎症が起こり、膿がたまり、ちくのう症(副鼻腔炎)になることもあり、決して甘く見てはいけない。

 小林製薬株式会社(本社=大阪市)は、直近1年以内に1週間以上続く鼻づまりに悩んだ経験のある20代〜60代の男女500名を対象に「鼻づまり」に関するインターネット調査を実施。同調査では、鼻づまりに悩んでいる方に対してちくのう症セルフチェックを行い、ちくのう症(副鼻腔炎)の潜在需要や現在の対処法などの実態を探った。

 セルフチェックの項目としては、「ドロッとした黄緑色の鼻汁が出る」「年中鼻がつまって、息苦しい」「鼻をかんでも奥に残っている感じがする」など。これら1つでも該当した方は、ちくのう症の恐れがあるのだが、調査した男女500名の中で1個以上の項目にあてはまる方は85.6%であった。

 特に46.3%の方は「鼻をかんでも奥に残っている感じがする」の項目が当てはまると回答しており、他にも、ちくのう症セルフチェックに1個以上あてはまった方の半数以上が睡眠への悪影響を感じていることが判明。「仕事に集中できない」など日常生活や仕事に支障をきたしている方も少なくないようだ。

 そして、「鼻づまりになった時、どのように対処しますか?」との質問で最も多い対処法は「市販の鼻炎薬を服用する」で29.9%である一方、「特に対処はしない」18.9%と、2割近くが何も対処せず放置していることがわかった。また、「鼻炎薬」でなく、「市販のちくのう症薬を服用する」と答えた方は、わずか1.6%でほとんどの方がちくのう症専門薬を使用していないという結果もわかった。

【ちくのう症セルフチェック】
http://www.kobayashi.co.jp/brand/chikunain/check.html

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ