1月23日と24日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、小栗旬主演の「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」が初登場1位を獲得した。

 同作は石井あゆみ原作の同名コミックを実写化。14年にはフジテレビの月9では初の時代劇となったドラマ版が放送された。全国325スクリーンで公開され、オープニング2日間で46万5956人を動員、興収6億1598万8400円を記録。10代から60代まで幅広い層を動員しており、30億円以上の興収が見込める好スタートを切った。

 「フジテレビが全面的にバックアップ。ドラマの再放送や、キャストの番宣などプロモーションが強力。ドラマ版を見ていない人も足を運び、動員が伸びている」(映画ライター)

 3週連続1位をキープしていた「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は、週末2日間で15万9769人を動員、興収2億6327万8600円で2位に後退。すでに累計616万人を動員、興収は96億円を突破しており、100億円が目前だ。

 3位は全国317スクリーンで公開された「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」。オープニング2日間で10万5911人を動員、興収1億0646万5700円をあげた。

 30日は舘ひろしと柴田恭兵主演の人気シリーズの最新作「さらば あぶない刑事」、竹内結子主演のホラー映画「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」、ジョニー・デップ主演の「ブラック・スキャンダル」が公開。

 「『あぶデカ』は昨年まったく興収がふるわなかった東映が社運をかけた作品。前売り券の売り上げが好調なだけに、上位に食い込むことは確実」(同)

 次回は激戦となりそうだ。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ