1回中山競馬最終日(1月24日日曜日)予想・橋本 千春

☆中山11R「アメリカジョッキーCC」(芝2200メートル)
◎6サトノラーゼン
○3ディサイファ
▲9ライズトゥフェイム
△1マイネルフロスト、11スーパームーン
 ダービー、菊花賞の両GIで2着(0秒3差)、5着(0秒5差)と上位争いを演じたサトノラーゼンに期待。成績が示す通り実力はG1レベル。古馬と初対決のここでも大いにチャンスはある。これからまだまだ強くなる明け4歳馬でプラスアルファは測り知れない。約3か月間のリフレッシュ放牧も吉と出そうだ。心身ともに一段と成長を遂げたと判断できるし、狙い目は十分だ。差し切りが決まる。円熟期に入ったディサイファが相手だ。課題の2200も小回りの中山コースなら克服できる。

☆中山10R「東雲賞」(芝2000メートル)
◎7レインオーバー
○14セセリ
▲2マイネグレヴィル
△3トレクァルティスタ、8フォワードカフェ
 良血馬のレインオーバーをイチ押し。母のダンスパートナー(計4勝)は平成7年のオークスを優勝している。素質的に条件クラスで足踏みしてはいられない。課題はゲート。前走も出遅れが響き4着に終わっているが、メンバー最速の差し脚で0秒1差まで迫ったのは実力の証し。休み明け3戦目で状態は一段と上昇中。戸崎騎手に乗り替わったことも、流れを良い方に導きそうだ。相手は、現級勝ちしている実績馬のセセリ。そろそろ怖い。

☆中山12Rサ4歳上1000万下・芝1600メートル
◎3ロジダーリング
○11ルナプロスペクター
▲12ストリートキャップ
△4レッドルモンド、5ビヨンジオール
 昇級以降、2着、3着と毎回上位争いを演じているロジダーリングで今度こそ。地力強化の跡は一目瞭然。東京から得意の右回りコース(全2勝)に替わるのも強調材料だ。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。素質馬のルナプロスペクターが相手になる。前走は時計差なしの2着と涙を呑んだが、軌道に乗ったことも確かで逆転も十分考えられる。

☆中京11R「東海S」(ダ1800メートル)
◎5ロワジャルダン
○6アスカノロマン
▲10モンドクラッセ
△7インカンテーション、8ローマンレジェンド
 近5戦、重賞を含めて3勝、4着2回と充実一途のロワジャルダンをイチ押し。4着も昇級緒戦のブラジルカップと、GI・チャンピオンズCだから決して悲観することはない。そのチャンピオンズCも不利な大外(16)番枠をカバーして0秒3差と、上位争いに加わったのだから価値がある。前走から条件は一転、メンバー構成に恵まれチャンスは大きく広がった。相手は、休養明け以降4着、2着と復調著しいアスカノロマン。

☆京都11R「岩清水S」(芝1600メートル)
◎6ドラゴンストリート
○8ブラックムーン
▲2ラングレー
△1タイセイアプローズ、4ムーンエクスプレス
 期待した前走(元町S)は、まさかの10着に終わったドラゴンストリートの巻き返し。敗因は典型的な二走ボケが出たもの。その証拠に前々走はコンマ1秒差2着と好走し、実力は立証済み。普通に走ってくれば結果は付いてくる。当面の相手は、ブラックムーン。<2100>と、連対率10割の京都1600に替わり好勝負必至。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ