“生放送恐怖症”にとり付かれているKAT-TUNファンが多いという。年末まで生放送番組にいくつも出演する予定があるが、そのたびに「何か出てくるのでは」とおののいている。

 田口淳之介が突然の脱退を発表したのが「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2015」の生放送。「この手の発表の場合、これまでなら事前に担当の新聞記者には通達していてもおかしくないのですが、このときばかりは事前通達もなく、いきなりだった。担当マスコミですら驚いたのですから、ファンの驚きは相当じゃないかな」とはあるスポーツ紙記者。

 しかも、発表された内容が、すべてにおいて中途半端だった。あるテレビ局関係者は「脱退理由はもちろん、脱退する時期、グループの存続の可否まで具体的に決まっているものはない。決まっているものといえば田口が来春に脱退するというだけ。すべてこれから先に決まるという形をとっているんですよ。これがファンにとって精神的によくないものになっているそうなんです」。

 そこには、これから年末にかけてKAT-TUNは生放送ラッシュに入ることも関係している。

 16日の「2015 FNS歌謡祭 THE LIVE」(フジテレビ)、25日の「ミュージックステーション スーパーライブ2015」(テレビ朝日)、さらにフジテレビで生中継が予定されているジャニーズのカウントダウンコンサートだ。

 「いまだにジャニーズからも、マスコミからも何も先々のことが発表されていないですから、これからは生放送で何かを発表するというのがKAT-TUNの定番になるんじゃないかと。『FNS』にいたっては『あのグループから重大発表が』などと告知している。なんせ発表されていないことが山ほどあるKAT-TUNですからね。ファンはまた『ベストアーティスト』の時のショックを受けるのかといまから気が気でないファンが続出しているそうです。中にはこれ以上、ショックを受けたくないと担降りするファンも続出しているそうです」と前出のテレビ局関係者。

 ファンにとっては気が気でない年の瀬となりそうだ。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ