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11月28日、29日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、ファンタジーアニメ「リトルプリンス 星の王子さまと私」が1位を獲得した。
「リトルプリンス 星の王子さまと私」は週末2日間で6万1016人を動員、興収7801万0200円を記録。全体的に先週上位だった作品の落ち込みが大きかったため、先週3位からランクアップし棚ぼた的に首位をゲットする形となった。
2位は先週と変わらず人気アニメの完全新作「ガールズ&パンツァー 劇場版」。週末2日間で4万1957人を動員、6493万3050円を記録した。ほかのアニメ映画では、先週11位だった「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」が10位に返り咲き、13位だった「デジモンアドベンチャー tri. 第1章『再会』」がわずか全国10スクリーンでの公開ながら、トップ10入り目前の11位と好調だ。
「邦画も洋画も大作の公開がなかったため、映画館に足を運ぶ人の数が少なかったようだ。アニメはそんな状況に左右されず根強い人気なので、数字が崩れなかった」(映画ライター)
前週首位だったKis-My-Ft2の玉森裕太が映画初主演作「レインツリーの国」は、週末2日間で4万0953人を動員、興収5207万0600円と、前週興収比42%の大幅減となり3位に後退。集客が伸び悩んでいる。
その一方、4位の「グラスホッパー」と6位の「俺物語!!」は前週から順位がアップ。5位の「劇場版 MOZU」は累計興収10億円を突破した。
4日は人気シリーズの最新作「007 スペクター」、5日は唐沢寿明主演の「杉原千畝 スギハラチウネ」、日本・トルコ合作のヒューマンドラマ「海難1890」が公開。中でも「007は11月27日から29日までの先行で4億円近い興行収入をあげたというから、首位の座を狙えそうだ。
【記事提供:リアルライブ】