10月に一般人男性と結婚した女優の釈由美子が30日、都内で行われた「結婚・婚活メディアカンファレンス」に小池百合子衆議院議員らと出席。新婚生活について「特別変わったということはないですが、これまでと違って自分の単位がIからWEに変わりました」と心境を明かした。

 自身の結婚を振り返る中で、「結婚願望は30歳を越えてからずっとありました。でも、素敵な方はたくさんいたけど、男女の仲にはなかなかなれなくて。わたし、このまま一生結婚できないのかなと思う時期も正直ありました」と明かした釈。

 結婚をより強く意識するようになったのは父親が病気でなくなる直前に、自分の病状よりも娘の釈を心配し、「お前、結婚はどうするんだ」と声をかけてきた時だったといい、生前その父親が残した手紙にも「はやく孫を抱かせてくれ。男の子を」と書かれていたと述懐。

 「入籍した日に父の墓前に手を合わせました。父に(花嫁姿を)見せてあげたかった」と釈。「結婚式は父の命日が過ぎてから。来年春ですかね。子供についても授かり物なので(いつできるかは)わかりませんが、(父が希望していた)男の子だったら嬉しい」としみじみ。

 現在の夫とは「直感婚」だったとも明かし、「出会って半年で結婚しました。会ってすぐ付き合って、2、3回デートした時にもう自分の直感を確信して…。(彼は)後光が差していましたから」とコメント。

 「そもそも仕事場で同業者に恋愛感情を抱くことは皆無だったので、職場結婚はないなと思っていました。でも結婚したかったので、親友にお願いして、わたしの性格をよく知ってもらった上で今の主人を紹介してもらったんです。芸能人というと華やかな生活を想像されると思いますが、実際はすごく地味な生活をしていて、友人がそういうことをふまえて紹介してくれたんです」とにっこり。

 最後は独身男女に向け、「どういう人がいいかというのをはっきり自分の中でイメージしておくことで、出会ったときに『この人だ!』って思える結果に繋がると思います」とメッセージを送っていた。

(取材・文:名鹿祥史)

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