30日、TOKYO MX「バラいろダンディ」でオネェ芸能人のパイオニアであるカルーセル麻紀が、「同性愛は異常なのだ」とツイートした神奈川県海老名市の鶴指真澄議員を批判した。

 鶴指市議は自身のツイッターで同性愛者について、「同性愛は異常なのだ。生物の根底を変える異常動物だ」などと書き込んだ。ツイート内容がメディアで報じられると、ネット上では「愚行」「許すことができない」「差別ツイート」「酷い」などと批判が集中。テレビ局の取材に対し、市議は「酔っ払って思いつきで書いた」などと釈明した。

 カルーセルといえばオネェ芸能人のパイオニアで、1973年に性転換手術を行い、2004年には男性から女性へと戸籍変更。オネェ業界の人々から崇められている。そんなカルーセルは番組で、マイノリティ差別において過去に散々辛い目に遭ったと説明した。

 そして、この海老名市議の発言について、「私たちにとっては大したことない。私たちは強く生きてるけど…マイノリティの人いっぱいいるんだから、公人が言っちゃいけない」と強靭な姿勢で市議を批判した。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ