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26日にようやく司会者と出場歌手が発表された、大晦日の「第66回紅白歌合戦」。さんざん時間をかけて選考したものの、当初、総合司会として名前があがっていたタレントのタモリを超える目玉を用意することができなかった。
総合司会として発表されたのは、80年から4年連続司会をつとめるなど、これまで5回司会をつとめ、昨年はゲスト審査員をつとめた女優の黒柳徹子。NHKは今月に入ってから黒柳と交渉を始めたと説明しているが、「タモリの線がなくなり、何人か大物をピックアップしていた中、スケジュールの都合が合ったのが黒柳だけだった。足が悪く健康面に不安を抱えているので、黒柳の動きには気を遣うことになりそう」(芸能記者)。
その黒柳だが、今回、近藤真彦、SMAP、嵐ら7組が出場するジャニーズ事務所の所属タレントにとって“母親”のような存在として知られている。「黒柳に積極的にジャニーズタレントが絡む場面が多くみられそうだが、一般の視聴者はあまりその絡みを求めていないはず」(同)というが、視聴率アップに結び付くとは思えない。
一方、初出場組は紅白それぞれ5組ずつ、計10組。中でも、00年のメジャーデビュー以来、ほとんど地上波に出演せず、昨年ようやく“解禁”した人気バンド・BUMP OF CHICKENの出場は驚きだが、NHKはかなりの“弱腰交渉”だったようだ。
「これまでバンプには何回もふられてきた。それだけになんとしても出演させたくて、今年、バンプがカウントダウンコンサートへの出演が決まっているにもかかわらず、会場からの生中継という“VIP待遇”での出演を承諾。またほかの歌手から不満の声があがりそうだ」(レコード会社関係者)
バンプの歌手別視聴率が気になるところだ。
【記事提供:リアルライブ】