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11月14日、15日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、TBSとWOWOWが共同制作し、リレー形式で放送した人気ハードボイルド・ドラマを映画化した西島秀俊主演の「劇場版 MOZU」が2週連続1位を獲得した。
「MOZU」は週末2日間で12万2982人を動員、興収1億5782万8000円を記録し、公開9日間で興収6億円を突破。11月13日に愛知と大阪で行われた大ヒット御礼舞台挨拶に西島が出席し、香川照之・伊藤淳史W主演のスピンオフドラマ「MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所」が放送されるなど、公開後もPR活動を展開しているのだが…。
「PRに大々的に予算をかけている割にはかなり物足りない数字。放送中の主演ドラマ『無痛』の視聴率がふるわず、西島は数字を“持っていない”男と言われるようになってしまったが、その評価を覆すことはできなかった」(映画業界関係者)
2位も前週と同じ生田斗真主演の「グラスホッパー」。週末2日間で10万4974人を動員、興収1億3438万8300円をあげた。
3位は全国299スクリーンで公開されたガイ・リッチー監督のスパイアクション・アドベンチャー「コードネーム U.N.C.L.E.」が、オープニング2日間で8万7433人を動員、興収1億1334万1000円をあげた。
歌手の宇多田ヒカルの元夫でクリエイターの紀里谷和明監督のハリウッド進出作品「ラスト・ナイツ」は12位でトップ10入りはならなかった。
20日はヒット作の続編「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」、21日はぱるることAKB48の島崎遥香の映画単独初主演のホラー映画「劇場霊」、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太の映画初主演作の「レインツリーの国」などが公開されるが、どの作品が今週の2トップの牙城を崩すのかが注目だ。
【記事提供:リアルライブ】