4回東京競馬7日目(10月25日日曜日)予想・橋本 千春

☆京都11R「菊花賞」(芝3000メートル)
◎2サトノラーゼン
○8ミュゼエイリアン
▲11リアルスティール
△15ジュンツバサ、17リアファル
 春さん「競馬記者になって丸40年。初めての出張はグリーングラスの菊花賞。金曜日の夜、当時はまだ新米の中野隆調教師が『凄く具合が良い。チャンスがあるかもしれないよ』と、耳打ちしてくれたのに馬券を買わず臍をかんだことが昨日のように蘇る。オレにとっては40回目の節目の菊花賞だ。会心の予想で自分を祝福したいね。頼みますよ、岩田騎手・サトノラーゼン。2冠馬ドゥラメンテの居ないメンバーなら、ダービー2着のアンタが1番だ。トライアルのセントライト記念(7着)を叩いて、状態はピークに近づいたと判断できるし、2戦2勝と自分の庭同然の京都コースならベストパフォーマンスを期待して大丈夫」
 千さん「2冠馬不在でどの馬にもチャンスがある。重賞初挑戦のセントライト記念で3着と好走した、無類の勝負根性の持ち主ジュンツバサと、大一番に強い横山典騎手のミュゼエイリアン(セントライト記念2着)の複勝を厚めに勝負する」

☆東京11R「ブラジルカップ」(ダ2100メートル)
◎1ロワジャルダン
○15ドコフクカゼ
▲14カゼノコ
△4ナリタポセイドン、6マルカプレジオ
 春さん「夏の上り馬、ロワジャルダンをイチ押し。500キロの大型でコースは小回り福島より中山、さらに東京の方が断然良い。従って福島で特別2連勝は評価できるし、地力強化の跡は歴然。ダートはここまで、<5201>と、まだ底が割れていないしプラスアルファが大きいのも強調材料。乗り替わりも相性の良いC.デムーロ((1)(5)着)なら心配無用」
 千さん「3走前の仁川Sで人気のドコフクカゼを一蹴している、マルカプレジオが不気味。休み明けをひと叩きして走り頃だし、ロワジャルダンとのワイド馬券で勝負」

☆東京10R「甲斐路ステークス」(芝1800メートル)
◎8ラングレー
○2ネオリアリズム
▲3ケイアイチョウサン
△9カナロア、10シャドウウィザード
 春さん「放牧効果の見込める、コース巧者のラングレー(メンバー最多の3勝)に期待。休養前に準オープン勝ちしているほか、重賞でも好戦しているように実力の裏付けもある。もともと休み明けは苦にしないタイプだし、狙い目は十分だ」
 千さん「重賞勝ちがある、ケイアイチョウサンは腐っても鯛だ。距離延長と、コース替わりはプラスに働きそうだし、直線グイグイ伸びてきた3走前(0秒1差2着)の再現がある」

☆新潟11R「北陸ステークス」(ダ1200メートル)
◎12ペイシャモンシェリ
○5サンライズネガノ
▲4ブルドッグボス
△3ドニカナルボーイ、9キタサンミカヅキ
 春さん「ここでは実績、実力ともペイシャモンシェリが一歩リードしている。現級勝ちと、オープン特別2着(0秒1差)の底力を素直に信頼したい」
 千さん「穴なら、ドニカナルボーイ。3走前にクビ差2着とメドは立っているし、休み明け3戦目で走り頃だ」

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ