ジャニーズグループの「Hey! Say! JUMP」が大晦日に行われる京セラドームでのカウントダウンコンサートを決めた。今年に入ってから急激に推されての大ブレイクに業界内では「第二の嵐か」とさえ称され始めた。

 昨年のKAT-TUNから受け継いでのカウコンとなる。「ジュリー副社長の力を思い知らされた」とテレビ局関係者はいう。「もともとJUMPはSMAPなどを担当する飯島マネージャーの管轄でしたが、一昨年、JUMPのメンバーが直訴してジュリー氏の担当に変わってもらったという話です。それでジュリー氏がなんとかしようと猛烈にプッシュし始めたのがいまのJUMP」という。

 今年の24時間テレビにはメーンパーソナリティーとして抜擢。そのほかにもドラマや映画などにメンバーは数多く出演した。「『24時間〜』をはじめ、数々のテレビ出演もジュリー氏のゴリ押しと言われればそれまでかもしれませんが、やっぱりメディアに露出することで、一気にファンを増やしているのは事実。もともとメーンを張る山田涼介なんかは素材は抜群。露出が増えれば人気が出るとは言われていましたが、まさにそのとおりになった」と同関係者。

 この人気ぶりはコンサートでの雰囲気を一変させたという。ある音楽関係者は「一昔前のJUMPのドームコンサートは、埋まらなくて、客席をオブジェで埋めていたくらい。それでも空席が目立つなんて話でしたが、いまは変わっちゃいました。会場の熱気も尋常じゃないくらいで、ファンが始まる前から大声援を送っている。嵐が大ブレイクする直前の雰囲気に似てます」という。

 名実ともに第二の嵐となる日もそう遠くない。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ