映画「仁義なき戦い」シリーズやドラマ「北の国から」シリーズで知られる俳優の田中邦衛が、老人ホームに入居してリハビリ生活を送っていることを発売中の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。

 「昨年映画『網走番外地シリーズ』で共演した高倉健さん、『仁義なき戦いシリーズ』で共演した菅原文太さんが相次いで亡くなった。各メディアは田中のコメントがほしくて、あらゆるツテをたどったが、結局、田中がコメントすることはなく、このところ、表舞台からも遠ざかっているため体調不良説が盛んに流れていた」(映画関係者)

 同誌によると、現在、田中は介護付き有料老人ホームに入居。月額利用料は家賃に食費、管理費等を含めて20万円超。ただし、有名俳優が入居する施設としては決して豪華なものではないという。同施設には妻と次女が足繁く通い、長い時で5〜6時間、日が暮れるまで田中と一緒に過ごしているというが、最近はふさぎ込みがちだという。

 同誌の取材に応じた田中の妻によると、入居していることを認めたが、足の状態が悪く、リハビリのための“仮入居”であることを強調。田中の様子について、「気弱になっているとろはみじんもありません」と説明。今後について、「仕事復帰とは言いませんが、(ファンに向け)近いうちにごあいさつだけでもさせていただければ」と話したというのだが…。

 「おととし11月に一部で引退を報じられ、妻が『体力的に厳しい』と暗に引退を認めていた。今年5月末には『北の国から』シリーズのプロデューサーの葬儀にも参列できなかったほど。妻としては、このまま自然な流れで引退させたいようだが、田中本人にまだその気がないようだ」(テレビ関係者)

 10年公開の映画「最後の忠臣蔵」が直近の作品の田中だが、ファンのためにも1日も早く元気な姿を見せてほしいものだ。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ