10月3日、4日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、人気コミックを佐藤健と神木隆之介主演で実写化した「バクマン。」が初登場首位を獲得した。

 「バクマン。」は全国325スクリーンで公開され、土日2日間で18万4263人を動員し、興収2億5160万7900円をあげた。原作は大場つぐみ、漫画は小畑健の「DEATH NOTE」のコンビの人気作で、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーなど個性豊かな共演陣も話題となっている。

 2位は「ヒロイン失格」。先週の首位から陥落したが、劇中での桐谷の坊主頭がメディアで披露されるなど話題に。週末2日間で14万8356人を動員し、興収1億7830万9700円をあげ、累計興収は15億円を突破した。3位は人気コミックを映画化した2部作の後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」で、興収12億円を突破した。

 「夏休みからシルバーウィークにかけて公開された作品はかなり数字を伸ばしてきたが、ここに来て、全体的に数字がそれほど伸びなくなった。それでも、『バクマン。』は興収25億円突破は見込めるようだ」(映画ライター)

 新作では、人気コミックをアニメ化した2部作の後編で完全新作の「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ アルス・ノヴァ Cadenza」が、初登場7位。全国わずか60スクリーンでの公開ながら、オープニング2日間で4万2170人を動員し、興収6752万5150円をあげた。前週に続いて5位にはアニメ映画の「心が叫びたがってるんだ。」がランクイン。

 洋画は「アントマン」が4位、「キングスマン」は前週10位から8位にランクアップ。9位は夏休み映画「ジュラシック・ワールド」で間もなく興収90億円に到達する。

 9日はSFアクション大作の続編「ファンタスティック・フォー」、10日はV6の岡田准一主演の「図書館戦争 THE LAST MISSION」などが公開される。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ