今週デビューの注目馬は、9月26日(土)阪神第5R芝1200m戦に出走予定のマイネルラック。馬名の由来は「冠名+運、巡り合わせ」。牡、鹿毛、2013年4月1日生。栗東・梅田智之厩舎。父オレハマッテルゼ、母トーワフォーチュン、母父エンドスウィープ。生産は浦河町・木村牧場、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアンターフマンクラブの募集馬で総額1600万円。伯母は00年秋華賞(GI)でティコティコタックの3着となり、02年新潟記念(GIII)を勝ったトーワトレジャー。本馬は胴が詰まった如何にも短い距離が合いそうなシルエット。前駆には深さがあり、筋肉量も現時点では及第点。トモにはもう少しボリュームがほしいが、四肢の伸びたフットワークの良い走りをしている。距離はマイルくらいまで持ちそうだ。

 もう一頭の注目馬は、9月27日(日)阪神第5R芝2000m戦に出走予定のエルリストン。馬名の由来は「散歩道(伊)」。牡、黒鹿毛、2013年2月11日生。栗東・須貝尚介厩舎。父マンハッタンカフェ、母アスペンアヴェニュー、母父トワイニング。生産は安平町・追分ファーム、馬主はG1レーシング。愛馬会法人・G1サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。近親には08年桜花賞(GI)を勝ち、オークス(GI)でも3着に入ったレジネッタがいる。本馬は父マンハッタンカフェ産駒らしい馬体をしており、心肺機能が高いと評判。キレよりも長く良い脚を使うタイプ。繋ぎのクッション性も良く、飛節の伸びも良い。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ